四十五話 自己紹介 ページ46
「先程も申し上げたが俺は煉獄杏寿郎だ!よろしく頼む!」
「おぉ、俺は宇髄天元だ。別名祭りの神とも言う。」
「言わねぇよ。」
早速煉獄に絡む宇髄を蹴る。
「俺は不死川実弥だァ」
「伊黒小芭内だ。」
「……太刀川A」
取り敢えず自己紹介をしておく。
折角これから死地を共に戦う柱となったのだし仲良くはするべきだ。
「煉獄は俺たちの一つ下なのか。まったく見えないな。」
「伊黒も俺たちとは同い年に見えないよ。」
「それは俺が小さいと言いたいのか太刀川。」
睨んでくる伊黒から目を逸らす。
すぐ怒るんだよなぁこいつ。
「四人は仲がいいのだな!」
「まぁ、なんだかんだよく一緒にいんなァ」
「というか三人が俺の家に不法侵入してきて無理矢理いっしょに居させられてるってことの方が多いけどな。」
「照れんなよ太刀川。」
「宇髄、お前もう酔ってるな?」
酒をガバガバ飲んでるしな。
成人済みだし別にいいけど酔っ払いは鬱陶しい
「そーだ、煉獄!もしなんか背中重いとか取り憑かれたかもって思ったら太刀川に頼れよ?」
「む、それは何故だ?」
首を傾げる煉獄。そりゃそうだ、いきなりそんなこと言われても訳が分からないだろう。
というか初対面で幽霊とか言っても中々信じることは出来ないだろう。
「霊媒師なんだよこいつ。幽霊とかそういう類のもんが此奴は見れるし祓うことも出来る。」
「それはすごいな!幽霊を祓えるのか太刀川は!」
「あれ、もしかして煉獄ってサンタとか信じちゃう系の奴?」
幽霊信じてんの?いや、話を進めやすくていいんだけれども。
というか煉獄にお祓いは絶対必要ない。
「すげぇな煉獄。普通信じるか、こんな派手に胡散臭い男を」
「うむ!確かに胡散臭いが宇髄は胡散臭くないからな!」
「あれぇ?初対面で結構失礼なこと言われてない?俺一応先輩よ?」
「それに此奴は祓う時、霊力高すぎて拍手1回するだけでほとんど解決するからなァ」
「太刀川、何か不思議な力で変身したりとかとんでもない術で龍とか出せたり出来ないのかお前は。」
「出来るわけねーだろ!出来るとしたらもっと前から自慢してるわ!」
ガヤガヤと殴り合いの喧嘩をする俺達を煉獄は嬉しそうに笑顔で見ていた。
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病葉 - ……………ってか五条悟ぅぅぅぅ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 5950959ea4 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 最高に面白かったです!!! (2020年12月6日 19時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - cvを中村悠一さんイメージにしてくださってありがとうございますm(_ _)m (2020年9月5日 21時) (レス) id: 66cf0f24ad (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - ↓空気読まないコメント (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - 弁護士と書いて実.弥と読むw (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月15日 19時