検索窓
今日:34 hit、昨日:284 hit、合計:1,524,925 hit

二十八話 ダチョウ倶楽部 ページ29

「というか何があったんだよおっさん。」

「まず君たちそのおっさんというのをやめてくれないかな?俺まだ二十代なんだが……」

「ほら、話してみろっておっさん!」

「俺がいうのもなんだけど君たち説得する気はあるのかい?」





どうやら話を聞くにおっさんは母親を鬼に殺され仇をうつため鬼殺隊入隊を目指し育手の元で職も手放し修行したはいいが剣術の才がなく自暴自棄になったらしい。

鬼のせいか………





「というかあいつを俺達が引っ張って阻止すればいいんじゃないか?」

「それだとあのおっさんは何度でも自 殺を繰り返す。根本的にななんにも解決してねぇぞ。」

「おっさんのその後など知ったことか」

「鬼かお前は。」



伊黒がちょっとイライラし始めていつもより辛辣になってきている



「ほら、太刀川!おっさんの自 殺を忘れさせる術とかねぇのかよ。」

「俺は魔術師じゃなくて霊媒師なんだよ。つーかさっきからなんで俺が先陣切ってんだよ。お前が行けよ宇髄。」

「あぁ?俺かよ………おっさん、地縛霊って辛いぞ。」

「君が地縛霊の気持ちなんて分かるわけないだろ!」

「確かに……ちょっと俺飛び降りてくるわ。」

「なんでそうなんだァ。」


宇髄の突飛な発言におっさんはオロオロし始めている。これなら行ける!



「宇髄、俺が行く。今ちょうど浮遊感味わいたかったんだよ。」

「いや、太刀川。俺が行く。鏑丸も心做しか飛び降りたがってる。」

「いや、俺が行く。」

「いやいや俺が行く。」

「俺が派手に行くって!」

「あ、じゃあ私行きます。」

「「「どうぞどうぞ。」」」

「勧めてんじゃねぇ!」



実弥にスパァアンと三人同時に叩かれる。
そして実弥は急いで飛び降りようとするおっさんを止めていた。

結局、おっさんには鬼殺隊の事後処理部隊である“隠”という新たな職を提案して何とか自 殺を阻止した

二十九話 花の死相→←二十七話 説得



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (937 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1920人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

病葉 - ……………ってか五条悟ぅぅぅぅ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 5950959ea4 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 最高に面白かったです!!! (2020年12月6日 19時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - cvを中村悠一さんイメージにしてくださってありがとうございますm(_ _)m (2020年9月5日 21時) (レス) id: 66cf0f24ad (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - ↓空気読まないコメント (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - 弁護士と書いて実.弥と読むw (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月15日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。