十四話 捜索 ページ15
「暗い。薄気味悪い。おどろおどろしい……太刀川、絶対に傍から離れるなよ。」
「俺ツンデレな子って可愛いとは思うけどお前にされても吐き気しか感じねぇからやめてくれ。」
「誰がお前などのそばに好き好んで寄るか。自意識過剰も程々にしろ。胡散臭いなりして…会話をしてもらえるだけ感謝しろ。」
「罵詈雑言の嵐」
任務場所は南南東のとある森の中の村。夜の任務には慣れているが伊黒も実弥は元々霊感あるし俺がいるせいか第六感が冴えまくっている。
「そんなに怖ぇなら実弥の隣いけよ。こいつゴリラだしご自慢の腕力で鬼どころか幽霊もねじ伏せてくれるぞ。」
「日本にゴリラはいない。それに不死川はどちらかと言うと飢えた熊だ。」
「あぁ?熊は今冬眠中だろ。実弥は寝てねぇからゴリラだろ。」
「冬眠じゃなくてお前らを永眠させてやろうかぁ?」
怒る実弥を取り敢えず宥める。
にしても鬼は何処だ?
不死川が血を流せば一発だが胡蝶姉妹からドクターストップをされているので無闇矢鱈には使えない。というか使わせない。カナエさんが悲しむ。
「子供ばかり食うって……虫唾が走るなぁ。」
「……はやく見つけんぞ。」
これ以上犠牲を増やしてはいけない。だから一刻も早く見つけなければならないはずなのに……
「なんで三人固まって団体行動しにゃならねぇんだよ!お前ら手分けして探せや!」
「…この森とんでもなく幽霊いんだろぉ。」
「天下の柱がお化けごときに怯えんな!」
「お化けじゃない。幽霊だ!お化けだとなんか可愛らしくなるだろうが。俺達が幽霊に取り憑かれたらお前はどう責任をとるつもりだ?」
「なんでお前らが取り憑かれたら俺が責任とるの当たり前みたいになってんだよ。知らねーよ、お前らが幽霊にモテんのが悪いんだろうが。」
結局鬼の捜索は三人ひっついて続行した。
決して巫山戯てません。元々柱2人の任務でこの蛇はおまけです。職務怠慢じゃありませんよ?
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病葉 - ……………ってか五条悟ぅぅぅぅ (2020年12月26日 9時) (レス) id: 5950959ea4 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 最高に面白かったです!!! (2020年12月6日 19時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - cvを中村悠一さんイメージにしてくださってありがとうございますm(_ _)m (2020年9月5日 21時) (レス) id: 66cf0f24ad (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - ↓空気読まないコメント (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
RE:0096 - 弁護士と書いて実.弥と読むw (2020年8月4日 15時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月15日 19時