転校先は美形男子だらけでした【刀剣乱舞】

ミニ回想 ページ7

私が幼稚園の頃、よく一緒に遊んでいた男の子がいた
彼が鶴丸国永だった
その頃の彼の印象は男の子というより、女の子というイメージの方が強かった
可愛らしくて大人しくてほんとに男の子なのか疑いたくなる程だった
一方私は活発でおままごとより、外で遊ぶ方が好きだった。好奇心旺盛で先生に叱られる事もあった

よく室内にいる彼を誘って外で遊んだりした

これからもずっと一緒にいられる…

そう思っていたが、彼は小学校に上がる前に引っ越してしまった



その彼が今目の前にいる

ずっと会いたかった鶴丸

やっと会うことができた

あの頃と違って私よりも身長が高くなっており、細い体は筋肉質で、声も低くなっていて、可愛らしかった顔は今ではモデルでも出来るんじゃないかと思うほど整っていた

少し疑いたくなるが、抱きしめた時の彼の香りはあの頃と変わっておらず、私の好きな香りだった


「鶴丸……会いたかった」
鶴「ああ。俺も…」
燭「……。ｺﾎﾝｯ あのー、感動の再会中に悪いんだけど………」
鶴「……なんだ、光坊。」
燭「時間が……」
鶴「あ…そうだったな。でも、俺は離れたくない！！」
「ちょ！鶴丸！光忠さん困ってるから、行ってあげてよ」
鶴「嫌だ！！せっかく会えたのに………あ、そうか！A！一緒に行くぞ！」
「え、え？！どこに？！」
鶴「生徒会室だ」

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