異変 ページ29
野外教室が終わってから数日が経った
すっかりこの学校も都会の街にも馴染んできた
気がつけばもうすぐで梅雨入りの時期になっていた
そんな時期に私の身の回りで異変が起き始めた
一部の人たちだが、よく私を見ながらヒソヒソと話すようになった
勘違いであろうと思っていたが、最近廊下ですれ違う時ぶつかったり、足を踏まれたりする事が多くなった事で意図的である事が分かった
だけど私は毎回無視をしている
面倒事にしたくないから我慢するのが1番だった
よく行動を共にする友子にも余計な心配はかけたくないし
しかし、彼女らは無視をし続ける私が気に入らなかったのだろうか
ついには上履きが靴箱から消えていた
とうとう厄介な事になった
噂されたり、多少の接触があったりまでは気にしないでいられたが
ここまで来るとさすがにね……
でも、一体何が原因なのだろうか
私の何がそんなに彼女たちを不快にさせてしまっているのだろか
彼女たちとは話した事も無い
接点など無いのに……なんで…？
友子「あれ？A上履き……」
「え……あ、ああ！昨日洗おうと思って持って帰ってたの忘れてた！」
友子「持って帰ったって、まだ火曜日じゃん」
「き、昨日は何故か気持ちが金曜日だったんだよね！曜日感覚やばいな私」
友子「…………そっか。気をつけなよ？多分職員室行けばスリッパ貸してくれるよ。一緒に行こうか？」
「え？いや大丈夫だよ！1人で行ってくる！先に教室行ってて！」
上手く誤魔化せたかな？
我ながらアッパレ！
…………なんてね……
その日の放課後…
はぁ…スリッパ歩きづらい
上履きどこだろう
まだ新しいんだけどなぁ……
？「おい」
「ん？」
振り返ると大倶利伽羅が立っていた
「な、何か…」
あのショッピングモールで話しただけの彼が一体私に何の用だろうか
伽羅「これ…落ちてた」
彼が手にしていたのは私の名前が書かれた上履きであった
「え、ええ？！ど、どこにあったの？！」
伽羅「中庭の茂みに…」
そんな所にあったのか！
まあ、ゴミ箱に捨てられてるよりはマシか
雨降らなくて良かった…
「あ、ありがとう」
伽羅「……別に拾っただけだ」
「うん。でもありがとう」
私は上履きに履き替え、その場を後にした
大倶利伽羅が背中を向けて歩く私に何か言おうとしていたのを私は知らない
それより上履きが見つかったことが嬉しかった
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羅亥魅@文アル布教したい。(プロフ) - ウフフ、イジメグループノ皆さぁん ソコから先ハ 泥沼ダヨォソノママ溺れて○ね (2018年5月8日 0時) (
レス) id: f2314de1fa (このIDを非表示/違反報告)
鶴華月(プロフ) - 紅葉蝶さん» 応援ありがとうございます！彼らには頑張ってもらいますね！今後の展開をお楽しみください！！ (2018年5月1日 14時) (レス) id: 2acc915b67 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蝶 - ヤバイ……いじめグループの仕打ちが気になって仕方ない！みかちー達頑張って！！更新頑張ってください！応援しています(`・ω・´)Ьｸﾞｯ (2018年4月30日 23時) (レス) id: 9cb858c548 (このIDを非表示/違反報告)
鶴華月(プロフ) - まりりさん» そう言ってもらえてほんとに嬉しいです！ありがとうございます！分かりました、これからいろんな人とのウフフな絡みの機会をたくさん書きたいです！ (2018年4月5日 0時) (レス) id: 2acc915b67 (このIDを非表示/違反報告)
まりり - 最近では、この小説を見るのが趣味です。本当に面白いです。できれば三日月か一期との絡みを増やしてください。(デートとか)これからも頑張って下さい。 (2018年4月5日 0時) (レス) id: e768f6c8c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴華月 | 作成日時：2018年1月21日 22時
