今？夜ですよ ページ27
乱ちゃんの言った通り、私の身にも危険が及ぶかもしれない。でもそれはもう覚悟の上。
自分で決めたんだもの！助けるって！だから…
「乱ちゃん。心配してくれてありがとう。でも、私はみんなを助けたいの！そんな酷い主から守りたい！だから、大丈夫だよ。私は立ち向かうよ。」
乱「っ！！！
そっか。
じゃあ！ボクも協力するよ！」
燭「僕も手伝うよ。」
「2人とも…。
ありがとうー！！」
きっと大丈夫。きっとできるよね？
不安だけど決意を新たに私は拳を握りしめた
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乱「とりあえず、Aちゃんの部屋どうしようか」
燭「確か、空き部屋があったよね。」
乱「じゃあ、そこにしよ！
あ…1人でも大丈夫？まだ不安だよね」
「大丈夫大丈夫！なんとかなるよ！」
燭「とりあえずAちゃんはもう休んできなよ。もう夜は更けてるし、疲れてるでしょ？」
乱「じゃあ、ボクが案内する！Aちゃんこっちだよ！」
「あ、あぁ！待って！えっと、光忠さん！おやすみなさい」
燭「ああ、おやすみ」
私は光忠に挨拶をして乱ちゃんについていった
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乱「ここだよ。じゃあ、おやすみなさい！なにかあったら言ってね。」
「うん。ありがとう。おやすみ」
私は部屋に入り、横になった。
１人なった瞬間どっと疲れが襲ってきて、もう起き上がるのもめんどくさくなってしまった。
もう、このまま寝てしまおう…
そうして、私は目を閉じ、眠りに落ちた…
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光忠side
突然来て驚いたけど、Aちゃん。凄く優しい子だね。一目見ただけで分かったよ。あの子はアイツとは違うと。かわいいし、透き通るような声もすべて美しい。ご飯もあんなに美味しそうに食べて、ほんと愛らしい。初めて会ったのに、すごく惹かれた。もっと、喋りたいな。近づきたいな。
あぁ、乱ちゃんいいな。あんな短時間で仲良くなって。しかも、手とか触れちゃって、いいな。
僕には敬語で話すくせに。
僕ももっと仲良くなりたい。
もっと知りたい…
今から部屋に行ってみようか…
ああ、だめだ。今日初めてここに来たんだ。きっと疲れてるよね。
今無理やり行って、嫌われたくないし…
また、明日にしよう。
ははっ。明日が楽しみだな…
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作者名：鶴華月 | 作成日時：2017年11月25日 22時
