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いってらっしゃいませ ページ23
こんのすけに連れられて来たのは大きな門の前だった
「A様！この門の先が本丸となっております！」
「いよいよだね…」
「ここからはA様、1人で行かなければなりません。
最後まで付き合えず申し訳ございません…」
「大丈夫だよ。ここまでありがとう」
「…
今さらですが…
こんな目に合わせてしまってほんとにすみません」
「謝らないで
私は自分の意思でここに来たの。
確かに不安だけど、絶対みんなを助けてみせるから！」
「A様〜〜〜〜！！！」
こんのすけは涙目になりながら飛びついてきた
「うわっ！もう、こんのすけったら笑」
ピピっ！
「あ、どうやら時間のようです。」
「そっか…」
「最後に忠告です。
ブラック本丸の刀剣男子たちはとても危険です。」
「わかってるよ。」
私は門の前に立ち、深呼吸をした
「…。よし！
じゃあ、こんのすけ！
いってきます！！！」
「いってらっしゃいませ！A様！
幸運を祈っています！！」
そう言って、こんのすけは光とともに消えた
「さてと！行きますか！」
私は門に手をかけ、扉を開いた
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作者名：鶴華月 | 作成日時：2017年11月25日 22時
