また、一緒に遊ぼうよ…【鶴丸国永】 (ページ3)

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出会いページ3

長い階段を駆け登り、鳥居をくぐって目的の木の前に立ち止まる

「こんにちは！今日ね！小学校に行ったの！いっぱい人がいてね、びっくりしたけど楽しかったの！それでね…」

ガサガサッ！

「え？上から？鳥かな～？」

なんとなく見上げてみるとそこには白い衣をまとった男の人が枝に座ってた

陽の光を浴びてキラキラしていた

「き、きれい…」

「よっ！俺は鶴丸国永だ」

鶴丸は木から飛び降り、目の前に立った

「きみ、いつもここに来るよな？」

「え？！な、なんでそれを…あ！」ムグッ！

「え、え？！なんで口を手でおさえてるんだ？！」

「だ、だって、お母さんに知らない人とはお話しちゃダメって言われてるもん…」

「律儀だな…。俺は少しきみと話をしたいんだが」

「で、でも……」

「頼む！少しだけだから…」

少し切なそうな顔をしながら手を合わせてお願いしてきた

「す、少しだけなら…」

「ほ、ほんとか！すまないな
さっきの続きだが、俺はいつもきみの話を聞いてたんだ」

「な、なんで？」

「な、なんでって、そりゃ、俺はここに住んでいるからな」

「え？！住んでの？ここに？！」

「あぁ、そうだ。なんせ俺は付喪神だからな」

「付喪神？神様なの？」

「そうだ、驚いたか？」

「す、すごい！！初めてみt……え、ということは私の話全部知ってるの…？」

「さっきも言っただろう、いつも聞いてたって」

区切り悪いですが、次に行きます！！