ANA ページ13
エンヤ婆side
最近DIO様の様子がおかしい。
ここ数日、日が落ちてから直ぐに何処かへ足を運ばせるようになった。
昨日なんかはDIO様は帰宅した後、謎に機嫌が良く鼻歌を歌っておられた。
聞いてみると、新しいスタンド使いを見つけたらしい。
あまり詳しくは教えてくれなかったものの、味方に付ければ最強だとか何とか……
DIO様が仲間にしたいと、直々に赴いているというのに"奴"は一向にその気配を見せないという。
だから、このエンヤ婆のジャスティスを使ってそのスタンド使いを何としても仲間にしなければ…！
そう、これはDIO様のためなのじゃ…！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『変な霧がまってますよね〜、お客さん、帰り道は気をつけてください！』
「優しい娘さんのようで……親切にどうもありがとう」
ニコニコと笑顔を貼り付け、わしは"奴"から商品を貰う。
DIO様が言うスタンド使いとは、本当の本当にこの女であっているのでしょうね…？
このガキんちょからは全くそのような気配は感じない。
スタンドを使える精神力も無さそうな、平和ボケした普通の少女……
コイツが本当にあのDIO様が手こずるような相手だとは到底思えん。
まぁ、何にせよ"ちょこっと"相手に傷をつければこっちのものだわ……！
わしはその女がふと後ろを向いた瞬間、自前のカッターで気づかれないように女の足を少し切った。
『……あれ、虫かな？』
「どうかしましたか？」
『いや、何でもないですよ！なんか足に変な傷が出来てました。少し痒いくらいのちょっとした傷です』
「それは、それは……」
ヒヒッ、その傷がそのうち穴を作ったら思うまま貴様を操ってやるわい。
『お婆さんどうかしましたか？霧で前が見えないのなら、出口まで私が一緒に行きましょう！』
「え、えぇ…これまた親切にどうもありがとう。ところで足の傷は本当に大丈夫なのですか？穴とか……あいたり」
『穴？そんな穴が空くほど大した傷口じゃないですよ！何か気になりますか？』
「い、いや…何でもないですじゃ！」
な、なんだコイツ…！
一向に傷口に穴が空かないじゃあねぇか！
スタンドが消されてる？
いや、きっとジャスティスは出せる。
じゃあ、わしのジャスティスの能力がコイツのスタンドで無効化されているとでも言うのか？！
『お婆さん、大丈夫ですか？凄い汗ですけど……』
「は、ははっ…お気になさらず」
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わるび - 読み始めました。ふたりも見守るキャラクター達も凄く可愛らしくて、家族が居るのに笑ってしまいました( *´艸｀)素敵な作品を作ってくださり、ありがとうございます！ほのぼのと癒されました。 (2022年9月23日 20時) (
レス) @page50 id: 08dad0f4f2 (このIDを非表示/違反報告)
処刑人 - 夢主さん・・・・頑張れ骨があったら拾っときます。 (2022年8月24日 14時) (レス) @page41 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
夢主さんファンクラブ2番!!地獄の番人 - ツルツルピッカーん!!労宮を押すと確かに痛い (2022年8月22日 5時) (レス) @page37 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
ﾗｳﾙ(プロフ) - 夢主さんファンクラブ2番!!地獄の番人さん» 色々と嬉しくて禿げます（？） (2022年8月21日 15時) (レス) @page36 id: cb2141a780 (このIDを非表示/違反報告)
夢主さんファンクラブ2番!!地獄の番人 - ﾗｳﾙさん作品とか関係ない、やりたきゃやればいいのです✨返信ミスではありませんよｳﾌﾌ♥ (2022年8月21日 8時) (レス) id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光と慈雨
| 作者ホームページ：http:// http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2022年8月5日 18時
