遊園地デート！ （“あの時まで７日。） ページ9
「遊園地だー！」
俺は思わず叫ぶ。
昨日の鬼ごっこの結果、俺達は遊園地に行くこととなった。
「若武、そんな大声出さないでよ。目立ちたくないもの。」
アーヤが周りをキョロキョロ見渡しながら言った。
他の女子からの目線を気にしているようで、大きい帽子を被って顔を合わせないようにしていた。
本当、可愛らしいな。
「やあ、立花さん！」
向こうから岩城がやってきた。
あいつ、日が経つにつれてアーヤに馴れ馴れしく接近している気がする。
「ああ、岩城さん。」
アーヤは微笑みながら返す。
昔に比べて、だんだん人付き合いが上手くなっているんだな。
「今回の遊園地デート、楽しみだね。」
岩城はそういいながら、地味にアーヤの肩に手を置いている。
ほんと、あいつは馴れ馴れしいんだから。
「おーい！若武ぇ！」
向こうから手を振ってやってきたのはいつもの３人、黒木、上杉、小塚だった。
「僕、負けないからね。」
小塚は、どこか自信に満ち溢れた笑顔で言った。
昨日、約束したもんな。
正々堂々戦おうって。
これは岩城にも言ったことだけれど。
でもなぁ。
小塚が言ったことが本当なら、今日は探偵ＫＺのみんなが恋愛的なライバルだからな。
岩城はもちろんだけど、黒木や上杉、小塚にも負けたくない！
「じゃあ、最初はお化け屋敷に行こうぜ！」
和弥が提案する。
こいつ、ホラー系が大好きなことで有名なんだよな。
世界最高峰のホラー映画と名高い映画の大ファンでＤＶＤは全部そろえていたな。
「えぇ！お化け屋敷ぃ！怖ーい。だって、お化けが出るんでしょう！」
和樹は言った。
もはや、こいつは完全に女子だな。
アーヤと一緒に震え上がっている。
「お化け屋敷ねぇ。アーヤ、良かったら俺がエスコートしようか？」
岩城がアーヤに近づく。
くそ！そうやって近づく手もあったか。
完全に一本とられたな。
「あ、ありがとうございます。」
アーヤは顔を真っ赤にして言った。
３分後・・・。
「ついた！これがお化け屋敷か。」
このお化け屋敷は、墓地をテーマにしたものだ。
さて、何かのはずみでアーヤと近づくことができたらいいのにな・・。
俺は、そんなことを考えながらお化け屋敷への一歩を踏み出した。
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梶 絋 - マリンさん» オリジナルフラグ、外しておいた方が… (2019年10月5日 19時) (
レス) id: 9e9efc66fb (このIDを非表示/違反報告)
リン - 久しぶり！！オリキャラも凄く面白いよ！なかなか来れなくてゴメンね....。 (2016年4月6日 19時) (レス) id: 0008c10746 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - マリンさん» 誰にいってるかはわかりませんがうちは暇なので、マリンさんがよければ話をしてみませんか？ (2016年4月4日 20時) (レス) id: 3f8be5b0cb (このIDを非表示/違反報告)
マリン - いつもいつも、本当にありがとう！いつか機会があったら、ＫＺやゲームや小説について語ろうね！ (2016年4月4日 20時) (レス) id: 19ffb3745c (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 大丈夫ですよ！マリンさん！うちは立派な一人の作者だと思います！続編楽しみです！ちゃんと最後まで読みますよ！頑張ってください！ (2016年4月3日 21時) (レス) id: 3f8be5b0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリン | 作成日時：2016年3月29日 20時
