3.現実 ページ5
もう買い物に行く気力も無くなった私は、
乱にお金を渡してお土産のお菓子を買ってくるように言った
余ったお金で乱は好きなものを買っていいよ、と言って
私は乱と別れ、本丸に戻った
今は誰の顔も見たくなかったので、裏口から自分の部屋に戻った
膝を抱え、畳に頬を寄せる
「急にあんな事言われてもなぁ…」
そう呟いた
その時、誰かが襖の前に立った
「主、入っても宜しいでしょうか？」
「あぁ、長谷部ですか。
どうぞ、入って」
そう言うと、長谷部は襖を開けて今日の報告をしてくる
遠征結果、戦績、内番結果…
淡々と言う長谷部だが、根は優しいのだ
「うん、報告有難うございます。
長谷部はもう戻って良いよ。
ほら、ご褒美」
そう言って長谷部の側に行き、長谷部の頭を撫でた
長谷部は照れくさそうに笑った
「有難う、ございます…！」
「あと、これもね。
時には息抜きをしなきゃ」
長谷部の手に、茶色い小さな包を三つ程乗せる
「主…これは?」
長谷部が聞いてきたので、答えた
「キャラメルってお菓子です。
三つあるので、
日本号と博多に一つずつあげてみてはどうでしょうか？
もっと欲しかったら言ってね」
そう言うと長谷部は「わかりました」
と言って部屋を出て行こうとした
「あ、主。
忘れていました、夕餉の時間ですがどうします？」
「え、もうそんな時間?
長谷部、大広間行きましょう！」
キャラメルは後で！
そう言い足して、私は長谷部と一緒に大広間へ向かった
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なゆらー@受験生(プロフ) - 白黒熊さん» 同士が居られた……！見て下さりありがとうございます！ (2018年5月16日 18時) (
レス) id: f273c74d58 (このIDを非表示/違反報告)
白黒熊 - 日本号大好きです！ありがとうございます！ (2018年5月16日 18時) (レス) id: d2848b9cf8 (このIDを非表示/違反報告)
なゆらー(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます！頑張ります〜(´∀｀*) (2018年4月5日 20時) (レス) id: f273c74d58 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー - 日本号さん好きです！更新楽しみに待ってます！ (2018年4月5日 19時) (レス) id: fd426a3898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なゆらー | 作成日時：2017年9月16日 20時
