標的７ ページ8
ディーノｓｉｄｅ
手配した廃病院に運ばれたバジルは命に別状はないらしい。
ツ「彼・・・何者なの・・・？やっぱりボンゴレのマフィアなんですか？」
ディ「いいや、こいつはボンゴレじゃあない。だが一つ確実に言えることは・・・こいつは、こいつとルノアールはお前の味方だってことだ」
オレはちらりとルノアールを見る。
貴「・・・」
ルノアールはどこか気品を漂わせながら壁に寄りかかったまま目を閉じている。
ツ「なぁ！？どーなってんの？ボンゴレが敵でそーじゃない人が味方って・・・。つーか別にオレ敵とか味方とかありませんから」
ディ「それがそーもいってらんねぇみたいだぞ」
リ「あのリングが動き出したからな」
ツ「リング？そういえばこの子も言ってた・・・ロン毛の奴が奪ってったやつだろ？」
リ「詳しくはそこの奴に聞いたらいいぞ」
リボーンはそういってルノアールを指差す。
貴「そこで僕にふるのかイ？・・・正式名称、ハーフボンゴレリング。本当は三年後まデしかるべき場所で保管されるはずダったボンゴレの家宝だヨ。そして・・・」
そこでルノアールは一息おいた。
貴「あのロン毛、ヴァリアーが持っていたのは偽物のボンゴレリングだ。・・・バジルは"囮"だった」
ディ「ルノアールの言うとおりだ。本物は、ここにあるんだ。オレは今日このためにきたんだ。ある人物からこれをお前に渡すように頼まれてな」
ツ「えーー！？またオレに！？なんでオレなのーー！！？そんな恐ろしいリングーーー！！」
ディ「そりゃーおまえがボンゴレの・・・ツ「ス、ストップ！！家に帰って補習の勉強しなきゃ！！ガンバロ！！じゃディーノさん、また！！リボーン先行ってるぞ！」・・・」
ツナはオレが言おうとした言葉をさえぎって病室を飛び出す。
貴「・・・バジルは、自分が"囮"だということは知らされていないヨ」
ディ「つーかこれ直接ツナに渡せばいいのにな。あの人、オレとルノアールと一緒に日本に来たんだぜ？」
貴「親方サマは一足先に家へ帰りマシタヨ。では、僕も失礼しますね。機械に触れなくておかしくなりそうなので」
ルノアールはスタスタとどこかに行ってしまった。
リ「あいつも辛かったんだろうな。幼馴染がボロボロにされて」
ディ「・・・あいつ寝る場所あるのか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
与那嶺飛鳥(プロフ) - 颯さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえると嬉しいです！！ (2016年12月12日 12時) (
レス) id: 7a9620817e (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - とても楽しかったです！！次のお話も楽しみにしてます！！ (2016年12月11日 23時) (レス) id: a7e46eef08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：与那嶺飛鳥 | 作成日時：2016年11月29日 21時
