にしはたぐらむ

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あの後、正門くんとアイスを食べて、家に帰った。

正門くんは私の家まで送ってくれた。

ほんま感謝しかない。









『 はぁ 』

莉「 どうしたん、元気ないやん 」

『 いやー、そうかな？』









わざわざ言っても心配かけるから、莉里ちゃんには言わへん。てか、誰にも言わないでおく。









莉「 そっか、ま、何かあったら言ってや？」

『 うん、ありがとう莉里ちゃん！』









ステキな友達を持ったなあ私。

莉里ちゃん様様や。









藤「 A、大吾とLINEしてるん？」

『 いや、してへんよ 』

藤「 え！なんで！」

『 作戦実行中やねん 』

藤「 なんやそれ 」









丈に言われて、思い出す。

私、大吾くんから少し引こう大作戦中だ。








昨日の事でなんか凹んでられへん！

今は目の前の恋に向かって進むべき！！









『 根気強く待つぞーーーー 』

藤「 よー知らんけどふぁいと 」

『 待つぞーーーー 』

藤「 2回言わんでええねん 」









朝行く時間を戻せば会わへんし、学校だって普通に生活してればそこまで会わへん。会っても軽く流す程度。









…いや、寂しい何これ。会えへんとかしんどい。しんどい。しんどい。誠也とリチャのあほあほ。









『 やっぱ無理かもしれへん… 』

藤「 忙しい奴やな(笑)」

『 だってええええ 』

藤「 末澤とまとくんの指示なんやろ？」

『 リチャもおるしぃ… 』

藤「 そこはええねん(笑)あの2人の言ってることは97.8%合ってると思うで、俺は 」

『 ………… せやなぁ 』









丈の言う通りやん、ここは2人の言う事を聞いていい子に頑張ろう。









全ては大吾くんとうまく行くために。
(あえてパーセントには突っ込まない)

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