声優界のモテ男と歌姫【中村悠一】

声優界の歌姫18 ページ19

〜イベント当日〜

〜中村side〜

MC「それではキャストの皆さんに登場して貰いましょう！」




司会がそう言った後、俺や共演者が会場に登場し黄色い声援を受け1人1人挨拶する。




宮野くんの挨拶の時、会場が笑いの渦になったけどな。





他にも、細谷くんや遊佐さん,杉田に小野さんたちも一緒に共演してて会場を盛り上げた。




イベント中、コメントで神谷さんや諏訪部さんがスクリーンに映された時もお客さんは盛り上がった。





*

MC「ではここで、この方からコメントが来ています！キャストの皆さん並びに会場にお越しの皆様には再びスクリーンをご覧下さい」





小野「今度は誰かな〜。再び神谷さんかな！」





細谷「いや、流石にそれは無いでしょうww」





ﾊﾞﾝ!!




スクリーンには脚が始めに映し出され、そのまま上に上がっていき映し出されのは────





客「ｷｬｰ!!!!!!」




『会場におこひっ……あっ、嚙んだwもう一回お願いしますww』




遊佐「かっわいい〜w」




うん、嚙んだ所凄い可愛かった。




お客さんも可愛いって言ってるくらい可愛い。




てか、まさかの主人公Aかよ！！




昨日言ってくれても良かったのにな。




『これ流さないで欲しいなw』



［バッチし流します］←スクリーンに出た文字





［TAKE2］




『会場にお越しの皆さん並びにキャストの皆さん！！こんにちは。今回、このアニメの主人公の声を演じます三宅Aです』





Aが簡単にアニメの意気込み等を言い終えると、意味深な事を言い始めた。





『うーん、会場の皆さんに会いたいので私もそっちに移動したいと思います！』




え‍？Aこの会場にいるの！？




会場もざわめき始めてきたし。





スクリーンに映る彼女は椅子から立ち上がり……





『とぉう！！』




その場をジャンプした。




それと同時にスクリーンの映像は消えた。





杉田「三宅さんに芸人がしそうな事させてるよww」




小野「俺もしたかったな」





MC「それでは、主人公を演じる三宅Aさんに登場して貰いましょう！」




司会の声と共に、映像と同じ服装をしたAが登場した。





「皆さんこんにちは！」




細谷「え‍？みやさんさっきのコメントって、事前に撮った奴じゃ無かったの」





「はいwこの会場でさっき撮った奴です。まさか噛むとは思っても見ませんでしたがw」




杉田「可愛かったぞ」






*

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