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13話 九井side ページ14

竜胆に連れられて百狩が入ってきた途端、昨日と目付きが違うのがわかった…




九井「今のお前はAか?」



貴「?はい…」



本当に別人だな…そう思いながら、三途が持っている銃を下げさせた。




三途「てめぇ…昨日のこと忘れたとは言わせねぇよ」



竜胆「やめろ、Aは昨日の事を覚えてない…」



貴「昨日のこと?何かあったんですか?」



竜胆から連絡が来た時に聞いたが、二重人格…ここまでま違うのか…


三途ははぁ?!と言っていたが鶴蝶が抑えた。




蘭「A…首領からの伝言があるんだ。」




──── 梵天に入れろ




昨日、首領から電話が掛かってきて、その一言だけ言われて切れた。



百狩の力は確かにウチに必要だと思った。





百狩は顔を下に向けたまま静かに はい、と答えた。





鶴蝶「…」

鶴蝶が大人しくなった三途を離し、背中を押した。





三途も諦めたように、へーへーと言って、百狩を奥の部屋へ連れていった。




それに着いていく蘭と竜胆。



鶴蝶を呼んで、竜胆から聞いた百狩のことを話した。





鶴蝶は少し複雑な表情のまま静かに話を聞いていた。



鶴蝶「…俺が百狩を鍛えるってことか…」




九井「あぁ、百狩は恐らく、体術を知ってる。お前は体力の面でサポートを頼む。」





しばらくは百狩と鶴蝶で行動するように伝えた。





蘭「は?そんなの許すわけねーじゃん」





蘭の光の無い目が俺たちを睨んだ。



九井「もう終わったのか」





蘭「いや、まだだけど、なんかAがどうとか聞こえたからさ」



蘭が話しながら俺の肩をつよく握る。




蘭「Aは俺と竜胆と行動するから」



それ以外は許さない




いつの間して低い声で俺の耳元で囁いて奥の部屋にもどっていった。




九井「…はぁぁ…」




鶴蝶もため息をついて、俺を見たあとどこかへ行った。




九井「本当に…気の毒な女だな」




おれはさっき掴まれた肩を片手で掘ろった。

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通りすがりの名無し - おもちろいです。がんばってくだせー (5月16日 16時) (レス) @page15 id: ec4fcf486f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新ありがとうございます!楽しみにしてます!! (2021年10月12日 19時) (レス) @page3 id: beb1a1a5cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紀ヒロ | 作成日時:2021年10月12日 17時

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