【妖の森】カルミア、僕が嘘をついた日。【派生作品】

Finally ページ13

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＿＿これは僕であり、君でもある

森は陽の光をあびて煌めいている。
ついでに言えば、この僕もとても気分がいい。
今日は魚がたくさんつれ、可愛い子も見つけた。

そうだ、つけあわせの妖も見つけて食おう。
味が濃いのはどいつなんだろう？子供？

そうだ、子供にしよう。

僕に石を投げたガキはまだ
のうのうと生きているはずだから。

僕の耳を狙う馬鹿も、まだまだいるはずだから。

「ねえ、僕は四月一日」

「たぬきって呼んでもいーんだよ｣

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