見せてやる ページ17
「主！」
演戦から帰ってきたとたんに、鶴丸が飛んできた。
「どうしたの？」
「ずっと待ってたんだ、話が有ってな」
主借りてくぜ、と私をどこかに引っ張って行く。
着いたのは私の部屋だった。中に長谷部が座って待っていた。
「鶴丸！ 貴様、主をどんな風に扱っているんだ！」
「まあまあ、私は大丈夫だから……それで鶴丸、話って？」
長谷部の横に座る。鶴丸も扉を閉じて私達に向き合うように座った。
話というのはAの事だ。鶴丸は語りだした。今日の演戦出陣前に裏庭であったことを話したあと、鶴丸は「俺に良い考えがある」と告げた。
「考えとは、Aと粟田口の短刀を一緒に行動させることだ」
「「！？」」
私と長谷部は飛び上がった。当たり前だ。一触即発の関係であるあの兄弟を組ませるなんてどうなるか容易に想像出来るからだ。
「鶴丸、何を言って――」
「まあ最後まで聞いてくれ。確かにあの兄弟は仲が悪い。
しかし、今日の五虎退と秋田の会話で分かったことがある。彼奴等の記憶はAが吉光公を殺したところで止まっているんだ」
記憶が止まる？
「どういうこと？」
「推測なんだが……Aが吉光公を殺したことがあまりにも許せなくて彼奴等はAのことを見ようとしないんだ」
「そんな……」
そうしたらいつまでたっても何も発展しないじゃないか。
だから、と鶴丸は笑った。
「無理矢理見せてやるんだよ。そして許させるんだ」
許させる。あの子達に？
「確かに難しいことかもしれない。でも」
やってみる価値はあると思わないか？
私と長谷部は顔を見合わせた。
私達の答は一つ。
「―――――！」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー食べ物
すし
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aoi - とても面白くて好きです！良ければ更新してくださいませんか？ (3月19日 17時) (
レス) @page44 id: 91a548d4bc (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - これで終わりなのが寂しいです。もし続きが書けるのであれば書いてほしいです！図々しくてごめんなさい。 (1月2日 12時) (レス) @page44 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
pokopokopo77(プロフ) - 終わっちゃったんですかね…もしまだ続きがあったら読みたいです！ (2022年3月28日 12時) (レス) @page44 id: f4ea1f05f5 (このIDを非表示/違反報告)
花吹雪 流華 - 早く続きを見てみたい‥‥‥‥です！ｷﾗｷﾗ (2021年4月30日 23時) (レス) id: fd3650f0e7 (このIDを非表示/違反報告)
七夏(プロフ) - 面白いです!続きを楽しみに待ってます! (2021年3月30日 11時) (レス) id: 716685a2fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のっと x他1人 | 作成日時：2017年3月8日 22時
