友人帳2 ページ4
にゃ 「…」
夏目 「先生!」
にゃ 「にゃあ?」
夏目 「え?」
にゃ 「にゃ!にゃにゃにゃにゃにゃ!」
夏目 「どうしたんだ?先生」
氷華 「代わりにこたえてあげるよ。ニャンコ先生は人の言葉が喋れなくなったんだよ」
夏目 「何をしたんだ?」
氷華 「言葉を奪ったの」
夏目 「返してくれ。お願いだ」
氷華 「どうしようかな?」
氷華は悩むふりをした
氷華 「そいつ、夏目さんの言葉は理解できるから、友人帳を奪わないって約束してくれたらいいよ?」
夏目 「ニャンコ先生、お願いだ。友人帳はオレのだけにしてくれ」
にゃ 「にゃーにゃーにゃにゃにゃにゃ!」
にゃーにゃーと鳴いてから思いっきり首を振る先生
それを見て苦笑してしまう
氷華 「その気がないなら、触覚を奪ってみようか?それとも視覚?」
にゃ 「にゃーにゃにゃにゃ!」
氷華 「なら、聴覚を奪ってみようか。"紅雪の風"」
風が吹いた。身を切り裂くような風が。
にゃ 「にゃ?にゃー?にゃにゃにゃ!」
氷華 「これで何も聞こえない、フフッ、早く決めないと〜」
そういって近づいてくる。その時、垣間見えた氷華の目は、冷たく紅く光っていた。
氷華 「この子、殺しちゃうよ?」
その眼差しをニャンコ先生にも向ける
それに恐怖を覚えたのか、ニャンコ先生は渋々うなずいた
瞬間、ニャンコ先生は普通の大きさに戻った
氷華 「これで喋れるし、妖力も戻したから」
にゃ 「……」
夏目 「そろそろ帰らないと…」
氷華 「あ!そうだった!早く帰ろう?夏目さん」
夏目 「ああ」
続く
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小真紀(プロフ) - はい!よろしくです! (2016年10月21日 8時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)
影月氷雨(プロフ) - 小真紀さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年10月21日 0時) (レス) id: 32f944305a (このIDを非表示/違反報告)
小真紀(プロフ) - イベント参加ありがとうございます!更新頑張ってくださいませ! (2016年10月20日 22時) (レス) id: a061b3425d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影月氷雨 | 作成日時:2016年10月20日 20時