【ハイキュー!!】僕らの飼い主はバレー部員です！

疑問と遠征【アマネ】 ページ9

ハジメと出会ってから三年の月日が経った
その間に色んなことを覚えたんだ
お風呂の入り方とか箸の持ち方とか色々
あ、あと、ハジメの行ってる学校にもたまにお邪魔したりね

ちなみに今日は木曜日、つまり学校がある
今日も部活があるためハジメの荷物は相変わらず重そうだ

｢行ってくるな、アマネ｣

｢にゃあ｣

猫姿の私を撫でてハジメは出ていった
外からはクズk…トオルの楽しそうな声
私も学校行って友達作りたいな…なんて考えながらハジメの部屋へと戻る

部屋に入ると私はすぐにヒトの姿へ
もちろん服を着ているわけなく裸だ
なんで服を着ないか？簡単な理由をあげるなら楽だから、かな？
前の主人は嫌がる私に無理矢理服着せてたからあんまり良い思い出ないんだわ

｢あー…暇だー…｣

その呟きは誰に聞かれるとかでもなく空気に馴染んで消えた
ぽふぽふとハジメの買ってくれたクッションに顔を埋め小さなため息を吐く
ハジメが家を出たのは数分前なのに無性にハジメに会いたい

(まさか…発、情期じゃないだろうね…？)

もしそうなら大変だ
まあ対策なんてないんだけどね
なんて考えてたらハジメに持たされたスマホに着信が入った
差出人はハジメ、内容は…

｢東京…遠征…？｣

それは私の第二の出合いの始まりだった

綺麗なお洋服がいいわ【モモ】→←彼と私のちょっとした話２【ルナ】

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