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彼と私のちょっとした話2【ルナ】 ページ8

あの大きな人が出ていった後

私はそろそろとダンボールから出てきた

だって、大きくて怖いから

優しいのは分かってる

でも、昔のことが忘れられなくて

目の前にはベッド

ベッドが大好きで、昔のご主人さまのベッドによく潜り混んでたな…

「……ふかふか、きもちー」

がしゃん、耳に響く何かが割れる音

目を向けてみれば

「あ、え、え、っと…!?」

「ひっ、ご、ごめん、なさい…!!」

助けてくれた人

どうしよう。また、捨てられる…

「と、とりあえず服着よう!? えーと…お、俺の貸すから!!!!」

「は、はいっ!!」

ばさ、っと投げつけられたのは真っ赤な前開きの洋服

ただ、私には大きかったようで

「あ、あの…ご主人…」

「な、に……!?」

「おっきいです、これ。下がってきます、」

「ちょっと我慢して!? 話聞いたらちゃんと服探すから!!」

とりあえず肩に下がってくる服を直しながら、話を進める

「…で、君は人間になれる猫だと」

「まあ、簡単に言えばですね」

ふむふむ、と納得しながら聞いてくれるご主人

私は正直、あのままでも良いかなと思っていた

でも、貴方に出会って変わった

これは貴方と私のちょっとした話の

ハジマリ

疑問と遠征【アマネ】→←彼と私のちょっとした話1【ルナ】



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作品ジャンル:アニメ
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白猫(プロフ) - 更新終わりました〜 (2015年6月27日 12時) (レス) id: d8b704e37a (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - 更新しまーす(* ̄∇ ̄)ノ (2015年6月27日 12時) (レス) id: d8b704e37a (このIDを非表示/違反報告)
空李(プロフ) - 終わりましたー (2015年5月11日 16時) (レス) id: 45550246c1 (このIDを非表示/違反報告)
空李(プロフ) - 更新してきまーす (2015年5月11日 15時) (レス) id: 45550246c1 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - 更新しますっ!! (2015年5月10日 2時) (レス) id: 2847dceb58 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:秘密の猫達 x他2人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年5月4日 16時

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