【ハイキュー!!】僕らの飼い主はバレー部員です！ (ページ3)

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ミミズクとオッドアイ猫【アヤメ】ページ3

-木兎side-

大体、1年くらい前、俺は猫を拾った。
薄い茶色の、目の色が違う猫！

赤葦と帰ってた時、首輪つけた飼い猫？っぽい猫が俺の足元に擦り寄ってきたから。

その時、赤葦は

「俺、事情あるんで飼えないんですよ。木兎さん飼ったらいいんじゃないですか？」

なんて、綺麗な猫を前に言った。
事情ってなにー！と問い詰めたけど、あかーしは答えてくれなかった。

とりあえず、家に連れて帰って、かーちゃんに言ったらOK出たし、とーちゃんも文句言ったけどかーちゃんにいろいろ言われて結果OK。

明日名前決めて、検査行こうとかーちゃんに言われて、俺の部屋でその日は一緒に寝た。

「じゃあな！おやすみ！猫！」

…いろんなところ引っ掻かれたけど。

-アヤメside-

今からだいたい一年前位だっけ。

私はご主人様…木兎光太郎様に拾われてあげた。
拾われたんじゃなくて、拾われてあげたの。

昔飼われてたんだけど……。そのご主…アイツは、引っ越す為に私を棄てた。
オッドアイだから、気に入って飼ってくれて。
でも、途中からお仕事から帰ってきて甘えに行くと怒られてばっかりだった。
その時は、外の世界は忙しいのかなって思ってた…。けど、実際そうでもない。

ご主人様とか自由人だし。←

「じゃあな！おやすみ！猫！」

なんて言われたら、怒るよ。流石に。私だって名前あるけど…。

『カエデ』っていう名前が。