＊story50 ページ1
昌「はああああっ！！」
まるで動きが別人のようだ。
生き生きと刀を振るい、相手を追い詰める。
？「くっ…。なるほど、これは流石にまずいですね。ここは一度、退かせていただきましょう。ですが、次はこうはいきませんよ」
そう言って上杉の武将は退いていく。
昌「はあ…はあ…。っしゃあああ！！！」
貴「やったぁぁ！！昌景さんすごーい！！」
思わず昌景さんに飛びつく。
昌「おう！あんな強い奴が、尻尾巻いて逃げちまったぜ！！」
貴「うんうん！捨て台詞まで吐いてさ！！」
昌「見てろよ！」
私を片手で抱き、もう片方の手で剣を振る。
すると周りの気がミシミシと音を立てて、気持ちいいぐらいに倒れる。
貴「あはは！すごいすごい！！」
二人で勝利を分かち合っていると、昌景さんの姿が元に戻る。
昌「なんだ、もう元に戻っちまった」
貴「けどすごかったよ！！」
昌「だろ！？……あ」
突然固まってしまい、私は首を傾げる。
昌「わっ…わ、わわわ悪い！！」
貴「？…ああああ！！」
見事に密着していたことに気づき、私たちは距離を取る。
貴「ひ、日が暮れそうだし帰ろうか！！」
昌「そ、そうだな！！って、ああああ！！」
今度はなにかと思っていると。
昌「お、おい…。これ、見てみろよ！探してた薬草じゃないか！？」
先程倒した木を指差して言う。
貴「本当だ！！本で見たのと間違いない！！」
昌「目的達成だな！！」
貴「うんっ！！信玄さん、きっと喜ぶ！！これがあれば、ほかの薬にも使えるし！！」
昌「そんじゃ、いい加減城に帰るか」
貴「そうだね！！」
私は昌景さんの手を引いて、走り出す。
昌「ちょ、おい！！」
貴「早く帰って、信玄さんに報告しよう！！」
昌「…ああ、そうだな！」
二人で笑い合い、私たちはお城に帰った。
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ふく - おかかさんのこのお話、大好きです。続きを本当に楽しみにしています。 (2020年3月5日 21時) (
レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - 小説消されると書くのが嫌になりますよねでも頑張ってください待っています (2018年10月30日 12時) (レス) id: 53aaf76c78 (このIDを非表示/違反報告)
サケ - 続き消されましたか？それでも頑張って下さい (2018年8月20日 0時) (レス) id: ced462d407 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - あの続編消されてしまったんですか？ (2018年8月14日 9時) (レス) id: 40a916232a (このIDを非表示/違反報告)
おかか(プロフ) - 紅葉さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです♪ただ今スランプのため…もう少々お待ちいただけると幸いです…！これからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2018年2月28日 15時) (レス) id: 4fe1a36d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか | 作成日時：2017年11月14日 15時
