二十四日目 ページ26
「よっしゃぁぁぁぁっぁあ！」
「なんでなんでや。なんで僕はグーをだしたんや。」
「てことでA俺と帰るぞ。」
じゃんけんの結果浦田先輩の勝利。
私は浦田先輩と帰ることに。
「ほら、坂田帰るよ。」
「うるさい棗！」
「え？」
「坂田くんはよ、帰りな。」
「嫌や！！僕も先輩と帰る！」
「しつこい男は嫌われるぞ、坂田。」
「！？」
「先輩、僕のこと嫌い？」
「早くしないと嫌いになっちゃう。」
「嫌や！帰る！棗早く！」
「え、あ、はい。」
「先輩！ばいばい！」
言うこと聞くの早すぎ。
「俺たちも帰るか。」
「そうですね。」
浦田先輩と二人で帰るの久しぶりかも。
なんか気まずい。
「A。」
「はい。」
「好きだ。」
え？
どういう冗談？
「冗談ですよね？？」
「当たり前だろ。ちょっとからかいたくなっただけだ。」
「もう〜やめてくださいよ。」
一瞬ドキッとしちゃったじゃん。
「今度文化祭で演劇するんだ。それで告白の練習してみた。」
「私で練習しないでください。」
嘘でもドキッとしちゃうから。
「そういう事言うなら先輩のファンに言ってあげてください。」
「俺ファンとかいないぞ。」
「え、いっぱい居ますよ！先輩めっちゃ人気なんですよ！！」
「何？嫉妬した？」
「嫉妬とかじゃないです。」
「なーんだ。つまんな。」
「本当に好きになってくれればいいのに(ﾎﾞｿｯ」
「なんですか？」
「なんでもない。家こっちだったよな？」
「はい。」
私は浦田先輩と坂田くんどっちが好きなんだろう？
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全然更新してなくてごめんなさい！！
試験と帰国の準備で忙しんです！！
続く
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作者名：菜晦芽・HIBIKI x他1人 | 作成日時：2019年8月15日 19時
