社長、甘やかさないでください！【2j3j】

取り調べという名の尋問タイム ページ24

「...もしもし。」




『.......こんばんは、ハヤトさん』


加「こんばんは。...いつでも挨拶してくれるところは好きですよ」



『な、なんですか急に、頭でも打ちました？』


加「それくらいの衝撃なら受けましたね、先程の配信で。」


『.....だからあれは、』


加「分かってます」




「本当は私が一番なんですよね？」



『あっ...え、え〜〜っと、、』


加「弁解があるなら受け付けます。どうぞ？」


『え、えっと、、』

『そのとおり、です.....』



加「...ふふ、よくできました。意地悪してごめんなさい」


『悪魔...やっぱりきらいです』


加「なに？」


『え、敬語、...なんでもありません』



加「んふふ、」




「かわいいなぁ、Aさん」


『！？』



突然、砂糖みたいにあまく溶けた声でぽつりと呟くから、言葉が詰まって何も言えなくなる。
それに、今日のハヤトさんはどこかふわふわしている。...もしかして、




『酔ってます、？』


加「酔ってませんよ〜少しヤケ酒していただけです。」


『それ酔ってますよね.....』




加「Aさん、」


『はい？』


加「次の日曜日、久しぶりに一日オフなんですけど」

「すこしだけ付き合ってくれませんか。」


『そ、れは...』


加「お察しの通り、デートのお誘いです」


『デート！？！？そこまでは想定してなかったんですけど、！？』



加「.....だめ、ですか」


『えっ...とくに予定はない、です』


加「と、いうことは？」


『やっぱり策士.......いいですけど！』



加「ふふ、ありがとうございます」

「嬉しいお返事が聞けたので今日のところは許してあげます。...おやすみなさい、Aさん」



『....おやすみなさい、ハヤトさん。』

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