驚愕 ページ11
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次の日の朝。
今頃左馬刻は仕事だろうと思い携帯の電源を入れた。
『な、何、_これ。』
着信履歴の件数は100件を超えていた。
左馬刻の私への執着が凄い事を思い知らされ、少し体が震える。
着信履歴は左馬刻の名前で埋まっているけど、所々に有美の名前があり私はかけ直した。
『有美、ごめん昨日私___、』
「A!今日学校来ちゃ駄目!」
有美に謝ろうとした瞬間、有美は焦ったように私に大きな声でそう言った。
『え、でも___、』
「事情は今日学校終わったらすぐ家に行くからその時話す。今日は家から出ないでね!じゃあ!」
それだけ言うと電話が切れて私は左馬刻が何か行動を起こしたのだと察した。
とりあえず気を紛らわす為に家の掃除をして洗濯物を久しぶりに外に干す。
いつもは室内干しにしていた。
いつ左馬刻に呼ばれるかも分からないし外に干しても取り込めないから。
『ふう、スッキリし___ っ、』
________ ピーンポーン
急に家のインターホンが鳴り体が固まる。
窓から確認すると左馬刻の車は無かった。
玄関のドアの覗き穴から確認すると知らない人で警察官の格好をしていた。
急いでドアを開けると小綺麗で整った顔をした警察官が立っており少し焦る。
「急にすいません。宮永Aさんでしょうか。」
『は、はい。』
「私、入間銃兎と申します。」
そう言って警察手帳を見せられる。
警察が来るって事は何か事件なのかなって思い流石に心臓がドキドキしてきた。
「少し中へ入らせて頂いても宜しいですか?」
『え、そのっ、』
「此処ではご近所さんからの目が気になるでしょうし。」
『あ___ そうですね。どうぞ。』
入間さんに言われて周りを見るとコソコソ話す主婦の人達が見えて私からしても変な噂が出回るのは避けたいと思い家の中へ入ってもらった。
入間さんは「お邪魔します。」と一礼して綺麗に靴を揃えて中へ入ってくる。
その動作を見て礼儀正しい人だな。何て思いながら入間さんの顔を見ると、何処かで見た事あるような気がしてきた。
声も聞き覚えがあるような気がする。
私はリビングに通して座って貰い、紅茶を入れて入間さんに出すと「お気遣い無く。」と一言言われた。
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すいません。
ヒロインの苗字は宮永(みやなが)です。
ただ、苗字は余り出て来ないと思います。
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いずな - 蛙離茶さんありがとうございます!もちちさんすいません (2021年1月20日 17時) (レス) id: 9b4203012a (このIDを非表示/違反報告)
蛙離茶 - いずなさんもちちさんがモ父さんに変換しちゃってますよ! もちちさん凄く面白かったです! (2021年1月20日 17時) (レス) id: 2527b580b0 (このIDを非表示/違反報告)
いずな - モ父さんのこの作品を見て束縛、嫉妬にはまりました!とても、面白かったです! (2021年1月20日 17時) (レス) id: 9b4203012a (このIDを非表示/違反報告)
もちち(プロフ) - リンさん» 初めまして!嬉しいです!!ありがとうございます(><) (2021年1月11日 6時) (レス) id: f43d196550 (このIDを非表示/違反報告)
もちち(プロフ) - 翠さん» コメントありがとうございます!!束縛、嫉妬系良いですよね!好きな人にされるとキュンキュンしちゃいます(^q^) (2021年1月11日 6時) (レス) id: f43d196550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@羽黒 | 作成日時:2020年10月9日 1時