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嫉妬 ページ2

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「今日は一緒に帰れる?」



『あ、うん!大丈夫だよ。』



「本当に?彼氏さん大丈夫?」



『うん、今の所連絡ないから。』




私は一応大学一年生で学校に通っている。



有り難い事に友達にも恵まれて、私の親友の有美とは常に学校では一緒に行動していた。



左馬刻はヒプノシスマイクの事もあってか人気があるから知らない人は居ない。



幸か不幸か気づけば私が彼女である事は自然と皆に知れ渡っていた。



もちろん、有美も例外では無い。



当たり前に私の彼氏が左馬刻なのは知ってるし、束縛が酷い事も薄々勘づいてるみたいでいつも気にかけてくれていた。






「じゃあ、行こっか。」



『うん、何処にする?』



「じゃあさ、最近出来た駅前のカフェとかどう?」




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駅前のカフェに入ると平日の昼過ぎって事もあり店内はガラガラで席は空いていた。



私と有美はこのカフェのオススメのパンケーキを頼み、席に座って女子トークを楽しんだ。




「そういえば、彼氏とはいつも何処でデートとかしてんの?」



『え?んー、大体彼氏の事務所かな。』



「え、まじ!?遊園地とか旅行とかしないの?」



『した事無い、ね。』



「___ まあ、彼氏さん忙しい人だもんね。」




有美は気を利かせてくれたのかそれ以上は聞いてこず、自分の彼氏の愚痴を言ったりして話しを逸らしてくれた。




「あ、あの___ すいません。」




私は声がする方を向くと、若い男の店員さんが少しモジモジしながら立っていた。




『え、っと___ はい。』



「こ、これ!僕の連絡先です、よかったら___ 」



「あー、ごめん。この子彼氏居るから。」





自慢では無いけどこんな事珍しくも何とも無い。



それに私からすれば左馬刻にバレたらって思うと今にも泣きそうになるし本当にやめて欲しい。



私の何処が良いのか分からないけど良く男の人に声をかけられる。



その度に有美は気を利かせていつも私の変わりに断ってくれていた。




「そ、それでも連絡先だけ___ え、んぐっ!」




「てめえ、誰の女に手を出してんか分かってんのか、あ"あ"っ!?」




『さ、左馬、刻っ!』





店員さんが急に変な声を出したと思ったら左馬刻が店員さんの顔を思いっきり鷲掴みしていた。




「お前も俺が居ながら浮気するとは偉くなったもんだな、あ"あ"っ!?」





『ち、ちがっ!___ 痛っ、』




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いずな - 蛙離茶さんありがとうございます!もちちさんすいません (2021年1月20日 17時) (レス) id: 9b4203012a (このIDを非表示/違反報告)
蛙離茶 - いずなさんもちちさんがモ父さんに変換しちゃってますよ!  もちちさん凄く面白かったです! (2021年1月20日 17時) (レス) id: 2527b580b0 (このIDを非表示/違反報告)
いずな - モ父さんのこの作品を見て束縛、嫉妬にはまりました!とても、面白かったです! (2021年1月20日 17時) (レス) id: 9b4203012a (このIDを非表示/違反報告)
もちち(プロフ) - リンさん» 初めまして!嬉しいです!!ありがとうございます(><) (2021年1月11日 6時) (レス) id: f43d196550 (このIDを非表示/違反報告)
もちち(プロフ) - 翠さん» コメントありがとうございます!!束縛、嫉妬系良いですよね!好きな人にされるとキュンキュンしちゃいます(^q^) (2021年1月11日 6時) (レス) id: f43d196550 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:@羽黒 | 作成日時:2020年10月9日 1時

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