.動物もどき. ページ42
その次の日の目覚めから私は悩んでいた
フレッドに私も好きだよと言うつもりではいるが
彼はまだ私に気持ちを知られていないと思っているはず
ならまだ言わない方が…
でもこれからヴォルデモートが勢力を拡大すれば
私たちの命も危うい
想いを伝えずに後悔だけはしたくない…
そう、タイミングが掴めないのだ
私のそんなモヤモヤした気持ちと同じぐらい
今日は天気が最悪だった
うーん…何か忘れている気がする…
欠伸をしながら外を眺める
朝からビカビカと稲妻が走り、その数秒後に大きな衝撃音がする
これじゃ音が気になって二度寝も出来ない
なんて呑気に考えていると誰かが玄関のチャイムを押した
今日はトンクスが任務なので私が出るしかない…
人攫いじゃありませんように
そう願いながら念の為に杖を構え
恐る恐るドアを開ける
立っていたのはビジョビジョのマクゴナガル先生だった
ﾏｸ「私を襲うおつもりですかMs.マルフォイ。」
『あ、先生…』
ﾏｸ「忘れているのですか？私がズブ濡れになってでもここに来た理由を」
『____あ。』
急いで床下の倉庫を見る
そうだ！忘れていたのはこれだ
彼に夢中で動物もどきのことなんか
頭から抜けていた
ﾏｸ「さぁ、貴方の成果を見てみましょう。」
瓶を床下から取り出すと瓶は赤く
グロテスクな色に変わっていた
ﾏｸ「期待は出来ますね。行きますよ」
マクゴナガル先生は否応なしに姿くらましをした
見覚えのある場所…
ここはたしか
『トンクスと行った場所だ』
トンクスが素敵な宝物を見せてくれた夜を思い出す
マグルの夜景は魅入るほどに美しかった。
ﾏｸ「ここなら安全ですね。」
ﾏｸ「動物もどきの呪文を唱えた後、それを一気に飲み干してください。」
『わかりました。』
『…アマト アニモ アニマート アニメーガス』
マクゴナガル先生から瓶を受け取り魔法薬を飲み干す
これはまた強烈な薬だ
と思っていると徐々に身体が縮んでいくのがわかった
私、何に変身するんだろう
不安に駆られていると体の収縮が止まった
前へ踏み出そうとすると
シュルシュルと這うような感覚
まさか
ﾏｸ「貴方の動物もどきは【白蛇】ですね。瞳もアイスブルーで素敵ですよ」
嘘でしょ___？
避けたかった事態が起こった
みんなに軽蔑されないか
それだけで頭がいっぱいになった
とりあえず雨に濡れるからと
トンクスの家まで送り返してくれたマクゴナガル先生。
自分の家だというのに
ドアノブにかけた手が震えていた
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葵 - 続編とても待ちどうしいです！頑張ってくださいまってます！ (5月14日 9時) (
レス) @page50 id: fad29a6ed8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - ひなのさん» 嬉しいです！ありがとうございます。これからは毎日更新にしていければと思っています(><) (2022年6月15日 22時) (レス) id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - いつも「はぁ？なにこれ最高かよ！」と思いながら読ませて頂いてます。私は欲を言うと毎日更新の方が嬉しいですが、作者様の無理のない更新頻度で大丈夫です！(更新して頂けるだけでありがたい)これからも応援してます！ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 7ba680f472 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - マナさん» 最終章の展開まで構成を練っていますが、今後の展開を話したらお話が面白くなくなるかもしれないので秘密です^^*！ 夢主闇堕ちエンドなどにはならないのでご安心を！笑 (2022年5月27日 21時) (レス) @page4 id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公は幸せになるのでしょうか？ (2022年5月27日 13時) (レス) @page5 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年5月27日 11時
