.嬋媛アイロニー. ページ39
ﾄﾝｸｽ「優雅ね〜」
完全に自分の世界に浸っているトンクスが呟く
フレッド、ジョージもいつもより大人気な雰囲気が漂っていた
ﾄﾝｸｽ「優雅と言えば！Aはダンスパーティーとか行ったことある？？」
『あの家の頃はよく行ってたけど…』
ﾄﾝｸｽ「へぇ！ドレス着てたの？」
『そうだよ』
ｼﾞｮｰｼﾞ「すごいな！オレらなんて一昨年のホグワーツのダンスパーティーが初めてだったぜ」
『ホグワーツでもダンスパーティーがあるの？』
ｼﾞｮｰｼﾞ「あぁ！三大魔法学校対抗試合っていうのがあってな」
ﾌﾚｯﾄﾞ「そこでダンスパーティーが開かれたんだ」
『へぇ、男女ペアで？』
ｼﾞｮｰｼﾞ「そうだよ」
『それで、貴方たちは誰か誘えたの？』
ﾌﾚｯﾄﾞ「もちろん！アンジェリーナっていうオレの友達と参加したさ」
『そ、そう…』
なんだろ…今少しズキっとした気がする
胸の辺りをおさえるが、その痛みは一瞬だけ
ﾄﾝｸｽ「A？どうした？」
『え、あ、いやその…なんでもない！』
ｼﾞｮｰｼﾞ「いやぁあの時フレッド楽しそうだったよな〜」
ﾌﾚｯﾄﾞ「アンジェリーナもすげぇお洒落にしててさ…ホントいい友達持ったなって」
やっぱりズキズキする…
私の知らない2人を、学校のみんなは知ってるんだ
悔しい…のかな…
ﾄﾝｸｽ「…」
『そう。いいね、その子と踊ったんだ。楽しかった？』
少しぎこちない声色で言った
その声にジョージはおや？と思った様子
しかし当の本人のフレッドは気付かず、そのまま会話を続ける
ﾌﾚｯﾄﾞ「あぁ！同じ寮の奴で、1年からずっと仲が良かったんだ」
Aの瞳に涙が溜まる
そうだ。私はまだ出会って１,２年
でもそれ以前に他の子達は
フレッドと沢山の思い出を作っている
悔しい。
Aは俯き
スカートの裾をギュゥゥっと強く握りしめた
フレッドにバレないように制御してくれるトンクス
さすがにまずいとフレッドを睨むジョージ
楽しいお茶会もフレッドを除いて一気に気まずくなってしまった
こんなの…私が彼の事好きみたいじゃない。
違う。違うの。
きっと兄のようなフレッドが誰かに取られた気分で…
ボォォ！と物凄い音で我に返る
気がつくと2人はもう居なかった
『あれ？フレッドとジョージは？』
ﾄﾝｸｽ「2人ならもう帰ったよ」
てかなによ〜と言いながらトンクスはAの真横に座る
ﾄﾝｸｽ「ねぇAはフレッドのこと、好きなの？」
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葵 - 続編とても待ちどうしいです！頑張ってくださいまってます！ (5月14日 9時) (
レス) @page50 id: fad29a6ed8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - ひなのさん» 嬉しいです！ありがとうございます。これからは毎日更新にしていければと思っています(><) (2022年6月15日 22時) (レス) id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - いつも「はぁ？なにこれ最高かよ！」と思いながら読ませて頂いてます。私は欲を言うと毎日更新の方が嬉しいですが、作者様の無理のない更新頻度で大丈夫です！(更新して頂けるだけでありがたい)これからも応援してます！ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 7ba680f472 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - マナさん» 最終章の展開まで構成を練っていますが、今後の展開を話したらお話が面白くなくなるかもしれないので秘密です^^*！ 夢主闇堕ちエンドなどにはならないのでご安心を！笑 (2022年5月27日 21時) (レス) @page4 id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公は幸せになるのでしょうか？ (2022年5月27日 13時) (レス) @page5 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年5月27日 11時
