.儚い宝物. ページ37
姿現しをすると
目の前には小さな船が浮かんでいた
ﾄﾝｸｽ「お！ジャストじゃん」
と言いながら船に乗り込むトンクス
手を引かれ、私も乗り込むと
行くよ！と言ってトンクスは船を漕ぎ始めた
夜も深くなりトンクスと私が船を漕ぐ音だけが
静かに響いた
『もうすぐ着く？』
ﾄﾝｸｽ「うん！あと少し」
するとトンクスは一旦船を横付けし、降りていった
ﾄﾝｸｽ「ほら、こっちだよ」
トンクスが手を伸ばし
船からおろしてくれた
木々が生い茂るところを掻き分けながら進むと
開けた場所に着いた
向こう側に明るい光が見える
ﾄﾝｸｽ「みえた！」
トンクスは一目散に走り、私も後を追う
すると視界一面に点々とした光が広がる
『わぁ！』
ﾄﾝｸｽ「…マグルの街の夜景だよ。綺麗でしょ？」
『うん…とっても素敵よ…宝物だわ』
ふと空を見上げると満天の星空が広がっていた
まるで私達が宝石箱の中に入ってしまったようだ
ﾄﾝｸｽ「いつか連れて行ってあげたくて」
トンクスは照れ臭そうに笑った
『本当にありがとう！』
魔法界では今、生死を脅かす自体に直面しているとも知らず
煌びやかな光を放つマグルの世界
もしもヴォルデモートが完全に支配した日には
こんな綺麗な景色も見られなくなるかもしれない
そう思うとこの壮大な光も
儚く、美しく見えた
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葵 - 続編とても待ちどうしいです！頑張ってくださいまってます！ (5月14日 9時) (
レス) @page50 id: fad29a6ed8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - ひなのさん» 嬉しいです！ありがとうございます。これからは毎日更新にしていければと思っています(><) (2022年6月15日 22時) (レス) id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - いつも「はぁ？なにこれ最高かよ！」と思いながら読ませて頂いてます。私は欲を言うと毎日更新の方が嬉しいですが、作者様の無理のない更新頻度で大丈夫です！(更新して頂けるだけでありがたい)これからも応援してます！ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 7ba680f472 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - マナさん» 最終章の展開まで構成を練っていますが、今後の展開を話したらお話が面白くなくなるかもしれないので秘密です^^*！ 夢主闇堕ちエンドなどにはならないのでご安心を！笑 (2022年5月27日 21時) (レス) @page4 id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公は幸せになるのでしょうか？ (2022年5月27日 13時) (レス) @page5 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年5月27日 11時
