.刹那の苦しみ. ページ21
緑に変化したビーカーを軽く振り全体を馴染ませる
綺麗な緑色に感動しながら
私はムーンストーンの粉をひとつまみ入れた
するとまた液体は色を変え、紫色に変化した
これで完成だ…
成功しているかはわからない。
スクイブが魔力を得ることなんて限りなく0%に近いから。
『い、いくよ…』
トンクスはその様子を心配そうに見つめる
毒々しい紫色に少し抵抗感があるが
Aは一気にその魔法薬を飲み干した
『う゛…ぁ゛…』
Aの喉は焼けるような痛みに襲われた
ﾄﾝｸｽ「A！？！？大丈夫！？」
トンクスが駆け寄り肩をさすってくれた
『…あ゛…い゛たい゛…』
Aが咳払いをすると
血が床に数滴垂れてきた
あまりの光景にトンクスは動揺を隠せない
フクロウのミートボールも心配そうにAを見つめた
ﾄﾝｸｽ「A！しっかり！！」
『トンクス…大丈夫…だよ…』
トンクスはガシガシとAを揺さぶる
意識が朦朧としてきた…
ﾄﾝｸｽ「A！」
・
・
・
？「魔法薬を飲み干した？」
？「気は確かか？」
？「眠ったままだったらどうしよう！」
？「「そんなわけないだろ？」」
誰か話してる…？
『んん゛…』
目を開けると
トンクス、フレッド、ジョージが心配そうに見つめていた
ﾄﾝｸｽ「A！！」
トンクスがぎゅぅぅっと抱きついてくる
ﾄﾝｸｽ「フクロウ便で2人を呼んだの！すぐに飛んで来てくれたよ！」
ﾌﾚｯﾄﾞ「Aが倒れたって聞いてさ」
ｼﾞｮｰｼﾞ「店閉めて急いで来たんだ！」
『うわぁごめんね迷惑かけちゃって…』
ﾌﾚｯﾄﾞ「大丈夫」
ｼﾞｮｰｼﾞ「Aの方が心配だよ」
2人はどこまで優しいんだろうか…
ﾌﾚｯﾄﾞ「これ持って。オレの杖」
杖を渡され、握ってみる
ﾌﾚｯﾄﾞ「ほら、自分の好きな呪文とか唱えながら振ってみて」
好きな呪文…
『
すると杖の先から真っ白な花が咲いた
トンクスは目を真ん丸にしながら驚いている
双子はやったな！と言う顔をしていた
ミートボールは興味深そうにこちらを見ている
ﾄﾝｸｽ「やった！A！なれてるよ！魔女になれてるよ！」
トンクスは嬉しさのあまりピョンピョンと跳ねながら言った
『やった…！やったよ！トンクス！フレッド！ジョージ！ミートボール！』
ﾌﾚｯﾄﾞ、ｼﾞｮｰｼﾞ「「ミートボール…？」」
トンクスのつけた名前のせいで
何言ってんだこいつ。という顔をされたAであった
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葵 - 続編とても待ちどうしいです！頑張ってくださいまってます！ (2023年5月14日 9時) (
レス) @page50 id: fad29a6ed8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - ひなのさん» 嬉しいです！ありがとうございます。これからは毎日更新にしていければと思っています(><) (2022年6月15日 22時) (レス) id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - いつも「はぁ？なにこれ最高かよ！」と思いながら読ませて頂いてます。私は欲を言うと毎日更新の方が嬉しいですが、作者様の無理のない更新頻度で大丈夫です！(更新して頂けるだけでありがたい)これからも応援してます！ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 7ba680f472 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - マナさん» 最終章の展開まで構成を練っていますが、今後の展開を話したらお話が面白くなくなるかもしれないので秘密です^^*！ 夢主闇堕ちエンドなどにはならないのでご安心を！笑 (2022年5月27日 21時) (レス) @page4 id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公は幸せになるのでしょうか？ (2022年5月27日 13時) (レス) @page5 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年5月27日 11時
