.覚醒の予感. ページ10
特にあれからフレッドやジョージ、ハリーたち3人からも
音沙汰の無いまま数ヶ月が過ぎた頃だった
いつものように机に向かって黙々と調合をするAと
闇祓いの仕事が終わり、ソファに項垂れるトンクス。
ソファじゃなくてベッドの方が寝れるよ？
と言おうと思いトンクスの方を向いた直後だった
《そろそろここの部屋の電球変えないとな…》
ふと脳にそんな言葉がスっと入ってきた
『新しい電球ならそっちの棚に入れておいたよ』
ﾄﾝｸｽ「え…？」
『？？』
ﾄﾝｸｽ「今私声に出てた？」
『いいや…なんかトンクスを見たら頭の中に浮かんできて…』
ﾄﾝｸｽ「…！A！！！！」
トンクスは慌てたようにドタドタと近付いてきた
『え！？なに！？私何かしちゃった！？』
ﾄﾝｸｽ「アンタそれ…！開心術じゃない！？」
『開心術…？？』
ﾄﾝｸｽ「そう！相手の心を読んだり、相手の心の奥深く【知られたくない過去や記憶】に侵入出来るんだよ！」
『そんな…笑 単なる偶然でしょ？』
ﾄﾝｸｽ「でも電球の話題なんて中々思いつかないでしょ？」
『まぁ…？』
『でも…私は…』
『スクイブなのよ… ！！！ 今の私にそんなちっぽけな能力があったところで、意味が無いのよ！！！』
Aの目に涙が溜まっていく
ﾄﾝｸｽ「A。今のアンタは十分すごい。」
ﾄﾝｸｽ「自分を過小評価しないで。今の自分を誇りなさい。」
いつもニコニコしているトンクスが真面目な顔でこちらを見た
『…トンクスは優しいね。』
私も涙を堪えてトンクスを見つめた
《Aにちゃんと寄り添えてるかな》
『うん…トンクスは私の心の拠り所だよ。、ありがとう。』
ﾄﾝｸｽ「！！アンタやっぱり…なんでもない。」
ﾄﾝｸｽ「A、もしもその能力が本当に開心術だとしたら薬で魔法使いになった時閉心術を同時に覚える必要がある。」
『閉心術…？』
色々とごっちゃになって訳が分からない
ﾄﾝｸｽ「心を閉ざす魔法だよ。開心術の対抗手段。少し難しいけど開心術を無意識下で覚えられたならいけそうだけど…」
『じゃあ薬の開発に向けて少しずつ呪文とかの勉強もしなくちゃね…』
ﾄﾝｸｽ「Aが魔法を使えるようになったらすごい魔女になりそうな予感だな…アンタの親なんか一瞬で追い越せるぐらいね。」
トンクスは飛びっきりの笑顔で言った
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葵 - 続編とても待ちどうしいです！頑張ってくださいまってます！ (5月14日 9時) (
レス) @page50 id: fad29a6ed8 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - ひなのさん» 嬉しいです！ありがとうございます。これからは毎日更新にしていければと思っています(><) (2022年6月15日 22時) (レス) id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - いつも「はぁ？なにこれ最高かよ！」と思いながら読ませて頂いてます。私は欲を言うと毎日更新の方が嬉しいですが、作者様の無理のない更新頻度で大丈夫です！(更新して頂けるだけでありがたい)これからも応援してます！ (2022年6月15日 6時) (レス) id: 7ba680f472 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - マナさん» 最終章の展開まで構成を練っていますが、今後の展開を話したらお話が面白くなくなるかもしれないので秘密です^^*！ 夢主闇堕ちエンドなどにはならないのでご安心を！笑 (2022年5月27日 21時) (レス) @page4 id: 5f9ae5f97c (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公は幸せになるのでしょうか？ (2022年5月27日 13時) (レス) @page5 id: 3a1f179aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩華 | 作成日時：2022年5月27日 11時
