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俺もペディンあるから、とクプスオッパは上着を受け取らなかった。
そのまま上にペディンを着て、バーベキュー。夜になって熱が上がってきたのか、ずっとぼーっとした気分が続いている。
なるべく火に近いところに座らせてもらったから、あまり寒くない。お肉は少し重くて、野菜や麺を良く食べていたら、それに気づいたミンギュが小さくお肉を切って食べさせてくれた。
「ヌナ温かいお茶飲む？」
「ありがとう、スングァナ」
「寒くないですか？」
「んーん、大丈夫。火が近いから」
スングァナは私の体調に気付いたみたいで、持ってきてくれたお茶は香ばしくて優しい味がした。その横にカメラに映らないように1回分の解熱剤と、常温のミネラルウォーターを置いてくれた。
「はいヌナ、これも飲んで？」
「…スングァナ、」
「あっ花火！綺麗ですよヌナ！」
スングァナは私にウインクをして、お礼は良いですよって。今日、私の中ですごいスングァナの株が上がった。こんなにいい子に育ったなんて…！
バーベキューが終わって中に入るとき、ペディンを脱いだら寒くて震えた。本当に風邪をひいたかもしれない…どうしよう。ゾンビゲームのじゃんけんにも、早々に負けるし…。
「Aここに居て、動かないで。ほら毛布」
「えっ、でも」
「ほら始まるから」
ミンギュに階段の裏のデッドスペースに押し込まれ、大人しく座った。そのままゲームは進み、皆どんどん捕まっていくけど何故かゾンビ役はこっちに来ない。
ゲームが終わって、すぐ隣のクローゼットから出てきたミンギュが私の頭を撫でた。
「A体調良くないんでしょ？」
「…どうして？」
「薬飲んでるとこ見てたし。みんなA捕まえたくないだろうなーと思ったから、便乗しちゃった」
えへ、と笑うミンギュ。だからここから動かないでって言ったんだ。今日はみんながとっても優しくて、心がぽかぽかする。
ソファのいちばん端に座ると、隣にウジオッパが座った。動いて気付いたけど、結構体がだるい。情けない、せっかくの合宿なのに…。
「お前、顔真っ赤だよ。ほら、腕まで赤くなって…」
「あ、ウジオッパの手つめたい」
「お前が熱いんだよ…馬鹿」
本当に大丈夫か？と心配そうに言われる。そんなにわかりやすいかな…？
皆がいつかやりたいって言っていた癖あてゲーム。ハニオッパが罰ゲームは入水だと張り切っている。ウジオッパが私の顔を見たけど、私は平気だと首を振った。
負けなきゃいいんだから大丈夫。
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ちゅんちゃん(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！いま�イ泙任△蠅泙后�ページ上部のシリーズ全てを見る、から飛べると思います！ (2021年11月6日 21時) (
レス) id: d1cd92e110 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - おもしろくて一気に読んじゃいました〜！！�△盂擇靴澆任� (2021年11月5日 23時) (レス) @page50 id: 8bf5dbbddd (このIDを非表示/違反報告)
いちご - なんか色可愛いんだが(真顔)面白かったんでホシくんポチっとなしときますねはい。(※彼女は中学生です) (2020年7月27日 21時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - 瑪瑙さん» はっ…！！エメラルドの…！エメちゃんの大ファンです！読んでもらえて本当に嬉しいです…！なかなか進まなくてだらだらしたお話ですが、そう思って頂けて嬉しいです…(*`ω´*)もっと頑張ります！ありがとうございます！ (2020年7月18日 0時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
瑪瑙(プロフ) - 文章から感じとれる優しさと愛がいっぱいの雰囲気と主人公と周りのメンバーの愛して愛されるという関係がとても素敵です！私も紅一点物を書いていますがこんな可愛い女の子は書けないです。更新楽しみにしています！ (2020年7月17日 2時) (レス) id: 17f4ccf88a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅんちゃん | 作成日時：2020年7月1日 0時
