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ーーーYOUーーー

HC「電話するから。いつでも出て。」

A「わかってる。行ってきます。」

HC「ん。」

抱き合いながらの会話。

短く返事をしたヒチョルだけど、なかなか離してくれない。

A「、、、訓練所、お見送りはアボジオモニと行くからね。」

HC「ん。寒いから暖かくして。あ、これして。」

すぐそばに掛けてあったヒチョルのマフラーがぐるっと巻かれる。

HC「、、、やっぱ送ってく。」

そう言うとキーケースを手に取り、迎えの車を待たずにヒチョルの車に乗り込んだ。

何度も危ないからと言って離れる手。

でもヒチョルは離れる度にわたしの手を手繰り寄せた。

思ったより早く着いた空港の駐車場。

スーーーーーーーー。

A「ヒチョルの香りする。」

思いっきり空気を吸い込むと鼻腔いっぱいにヒチョルの香りが広がる。

口元を隠したマフラーをくいっと下げられたかと思うと、ヒチョルの香りのように甘いキスで唇を塞がれ、少し強引に開かれた唇からねっとりと舌が押し込まれる。

A「ん、、、」

HC「これ以上は止めとこ。」

充分だよ。

じわりと涙が滲む。

HC「おー、Aちゃん俺と離れるの泣くほど寂しいか、そうかそうか。俺もだよ。離れたくない。

だけど、一緒になるためだから。頑張って行ってきて。」

なぜだか込み上げてくる涙。

冗談混じりで慰めてくれるヒチョル。

人は幸せがすぎると涙が出るんだ。

そう思い込もうと決めて、渋々、一緒にいられるほんとにギリギリ、0.0000001秒前まで手を握りあっていた。

運転席、ハンドルに上半身を預けた姿勢でターミナルに入るわたしを見つめているヒチョル。

後ろ歩きでそれを見つめ続けるわたし。

最後、ほんとにもう姿が見えなくなる寸前、ヒチョルに精一杯の笑顔で大きく手を振るとヒチョルも同じように笑って手を振ってくれた。

たったの3日間離れるだけ。

それなのに、言い知れぬこの不安はどこからくるのだろう。

今までだって、3日間以上も会わないなんて当たり前だった。


そう思ってしまうほど大事な人になったんだよ。


って搭乗するまでずっと抱き締めてくれたソナオンニに言われて納得。

だから泣かなくていいよって、日本に着いてからのこと考えようって言ってくれて、仮にも仕事で行くことを思い出して身を引き締めた。

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minoko1002(プロフ) - 更新ありがとうございます。いよいよですね?(笑)(笑)正座して待ってます!(笑) (2017年5月5日 19時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさんいよいよです!!いよいよなんですけど、ねぇw意味深w (2017年4月25日 7時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - 怒濤の更新ラッシュきたこれ!(笑)いよいよ入隊に入籍! (2017年4月23日 0時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - minoko1002さん» minokoさん、喜んでもらえたみたいでよかったです(*^^*) (2017年4月22日 15時) (レス) id: cac479abcc (このIDを非表示/違反報告)
minoko1002(プロフ) - あかんやつやん!もう!参りましたm(__)m更新まってました!全私が泣いた(笑)(笑) (2017年4月19日 2時) (レス) id: 76f8834603 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シャイン | 作成日時:2015年12月17日 8時

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