第4話 知識不足ッ! ページ6
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思いがけないトラブルにより、秒で回収して牛タンを食べるという私のプランは消え失せた。
だが、そんな事で私の牛タン食べたい欲は無くならない。さっさと見つけてよく噛んで牛タンを食べよう。
無い、と言う事は誰かが持ち出した可能性が高い。とんだ物好きがいるものだ、と呆れながら探してみるも流石特級、気配が大きくて分からない。
時間的に授業は終わり、もう放課後だ。帰る生徒もいれば部活に励む生徒など様々。もし呪物を持っている生徒が帰っていたら捜索は更に厳しくなるだろう。
__そんな時、通りがかった校内のラグビー場に呪霊の気配を感じ立ち止まる。見上げると、いつ見ても気持ち悪い容姿の呪霊がそこにいた。
伏黒「なんだこのラグビー場…死体でも埋まってんのか?」
「祓っとく?」
伏黒「いや、見た感じ二級の呪い…今祓って被害が出ても困る」
「呪物の影響だとしたらマズいね」
伏黒「気は進まないが一度学校を閉鎖。呪いを払った後隅々まで探すしか…」
「こっちだこっち!早くしろ!」
「陸部の高木と西中の虎杖が勝負すんだよ!」
「種目は!?」
「砲丸投げ!」
私達には気付いてない様子の呪霊を見上げつつ話していると、何やら校庭の方が騒がしい。
興味本位で見に行くと、私達のような野次馬が大勢いた。勝負は先生対生徒らしく、野次馬が多い訳に納得する。
「14m!」
「スゲー高木全然現役じゃねーか!どーする虎杖!」
「詳しくないから分かんないんだけど、14mってそんな凄いの?」
伏黒「俺に聞くな」
パチパチと先生に拍手がいく中、次の番は"虎杖"と呼ばれていた彼だ。投げ方もよく分かっていないっぽいが、頑張ってほしい。
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ばる - えー覚えてくださってるんですか!ありがとうございます(^ ^*)少しでも作者さんの励みになっているなら嬉しい限りですよ(*´ω`*) (2020年7月28日 20時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ばるさん» 見覚えのあるお名前と顔文字だと思ったらどちらも読んで頂いてるなんて…!!コメントとても嬉しいです!ありがとうございます。誠心誠意更新していくので宜しくお願いします! (2020年7月27日 17時) (レス) id: 619558bbc0 (このIDを非表示/違反報告)
ばる - 作者さんの別作品(銀/魂)も読ませていただいている者です。呪/術/廻/戦もすごく好きな漫画なので嬉しいです!どちらの作品も楽しみに待ってます(*^^*) (2020年7月26日 11時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊ひな | 作成日時:2020年5月18日 23時