第百九十四訓 ページ8
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坂田「ヤベーよ、俺ちょっと恥ずかしくて振り向けねーよ。笑ってない？みんな笑ってない？大丈夫？」
「大丈夫です。笑ってんのは私ぐらいで、あとの全員は引いてます」
坂田「それ大丈夫じゃなくね！？」
月詠「わっちの攻撃を全て撃ち落とすとは、ぬし何者じゃ」
新八「気ィ使ってくれてる！！全部打ち落としたことにしてくれてる！いい娘だよ、あの娘いい子だよ！！」
コソコソ話していたつもりだったが丸聞こえだったらしく、金髪の彼女が気を使ってくれた。至って真面目に。
それで調子に乗った旦那が決め台詞を吐こうとするもクナイは手にも刺さっていて、よく見たら尻にも刺さっていた。全く打ち落とせていないじゃないか。
なら身を挺して庇った事にしようと新八くんが案を出せば、あの人はその計画にも加わってくれて。彼女は敵な筈なのにとても優しい。
じゃあその体でいこうと話を進めれば、今度は晴太くんの後頭部にクナイがざっくりと刺さって…
新八「……ウソ？………え？」
「あー…驚く程キレイに刺さってます。カッコ良く登場してこれは本当に笑えないですよ」
新八「何でそんな冷静なのアンタ！？」
神楽「せっ、晴太……晴太ァァァァァ！！」
軽く揺さぶってみてもピクリとも動かず、これには先のやり取りに引いていた神楽ちゃんも目の色を変えて心配している。
…しかし、刺さっているとは言ったものの、よくよく見ればクナイは晴太くんに
掴み切れない事実に眉間に皺を寄せていると、来た意味が本当に分からなくなってきた旦那が冷や汗をかいて「てめーらァァァ！！死ぬ覚悟はできてんだろーな！！」と、結局怒って全部他人のせいにし出した。
その言葉をイコール死ねと敵なら捉える訳で、こっちがその気ならと向こうもと身構える。すると「あの〜すいません」と、百華の中の一人が何か言いたげに手を上げた。
「私、見ちゃったんですけど、あのさっき…あの人が助けに入った時にはじいたクナイの一本がその子に…刺さってました」
「…私もみた」
「あちきも」
「わっちも」
こういう集団の場で自分の意見を述べるのは勇気がいるだろうに、話してくれた彼女を含む見ていたと証言した彼女等にはグーサインを送りたい。
私も見ておけば良かったな。惜しいことをした。
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凛音 - みんな春雨春雨言うからチャプチェ食べたくなってきた((( (2022年3月22日 15時) (
レス) @page12 id: 7001d6b560 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - なのはさん» 本当に更新しないですよね、、、いやすみません。亀でごめんなさい。続編ではもっと更新早くしますので、、！ (2020年4月23日 0時) (レス) id: a37c2613c3 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないのですか？楽しみです！ (2020年4月17日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ばるさん» わざわざご丁寧な説明ありがとうございます！登場してもちょろっとしか夜兎の皆さんが出ていないのでこれから出していけたらいいなあ…と思っております笑 (2020年3月31日 13時) (レス) id: a37c2613c3 (このIDを非表示/違反報告)
ばる - 確認したところ変わってしまっていますね(-_-;)これからはこちらのiDになると思います!こちらのiDからも変わらず応援していきますね!!遂に夜兎の登場(o_o)楽しみです!! (2019年11月29日 12時) (レス) id: b61d069a33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ひな | 作成日時：2019年10月23日 20時
