第百四訓 一日局長篇 終 ページ10
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「気にしないで下さい。警察として当たり前のことをしただけですから」
寺門「わぁ、眩しい…す取りゲーム。私も貴方みたいになりたいなめこの味噌汁」
「そんなことないです。お通ちゃんの方が何億倍もキレイで素敵ですよーぐると」
「猫かぶり…」
「あの人面食いだもんなァ」
幸せ以外の言葉では表せないこの会話に、ボソッと外野から失礼な事を言われた気がした。そちらを睨むと全員から目を逸らされる。後で覚えてろよ。
沖田「大丈夫でさァ。恥も外聞も捨てて生きてりゃアンタもいずれこうなります」
「どういう意味ですか総悟さん。吹き飛ばしますよ」
沖田「そのまんまを言っただけです」
「オーケイ分かった。歯ァ食いしばれ」
寺門「フフッ仲が良いんですねこのウンコメッさくさい!」
「でしょう?喧嘩するほど仲が良いってね。普段は背中流しあったりする仲なんですよ」
沖田「変わり身はっや」
途中で色々と失礼をかましてきた総悟を無視し、お通ちゃんが帰るまで百万点の笑顔を忘れずに言葉を交わす。心做しか良い匂いがした。
彼女が帰った後も会話の余韻に浸っていると、ぐわっと雑に首根っこを掴まれた。この掴み方は土方さんだ。顔を見なくても分かる。
土方「テメーはいつまで茶番してるつもりだ」
「お通ちゃんと話してたんですよ?それを茶番って…茶番してたのはそっちな癖に」
お通ちゃんと出会わせてくれたことには感謝してるが、お通ちゃんを危険な目に合わせた事に関しては十分反省してほしい。そういう意味を込めジロリと見ると、見事に目を逸らされた。
「そんな調子だから真選組の評判は悪いんです。万事屋がいなかったらどうなってたことか…」
土方「はぁ!?言っとくがアイツら邪魔しかしてないからな!!」
坂田「ちょっと待てよ、そりゃどーいう意味だ。俺達がいなかったらお前ら人質救えなかっただろーが」
土方「あの中にはAと山崎がいたから問題なかったんだよ。テメーらの手なんざ借りなくてもな」
坂田「え?何?おたく俺達が真選組のために手を貸したとか思っちゃってる?ケッ自意識過剰かよ」
土方「あ"?余計な事すんなっつったんだよ」
青筋を立てる土方さんを焦った近藤さんが止めに入っるも意味はなく、またいつものが始まってしまった。もしかしなくても私が引き金引いたし、前にもした気がする。反省。
…あ、サイン書いてもらうの忘れた。
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クローバー - タイトルの第が大になっていますよ (2022年10月23日 19時) (レス) @page25 id: f7867713b9 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - ミクさん» 洒落にならない数々のミス申し訳ありません。一通り目を通し修正してきました。ココがまだおかしい、という箇所がありましたらお手数ですがまた教えて頂けると幸いです。すみません。 (2021年8月5日 20時) (レス) id: d757d08cdf (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 時々、坂田「銀さんたぶらかして」みたいな感じになって最初の「の前の名前が違っていることがあります (2021年8月5日 13時) (レス) id: c0f1b840e0 (このIDを非表示/違反報告)
柊ひな(プロフ) - MEIさん» ありがとうございます!テスト、なんとか終わりました!!テストお疲れ様です!2週間以上も前ですけど(笑) (2019年6月7日 7時) (レス) id: bb6b3491df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊ひな | 作成日時:2019年5月12日 12時