【銀魂】今日もお江戸は平和です 2

第六十六訓 ページ19

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幸いにもここはそんな幻想を壊すのにうってつけの場所。怖いのが苦手だったり絶叫系が苦手だったりと何かしらチャラ男にもあるだろう。


メリーゴーランド、コーヒーカップときて次はジェットコースターに乗るらしい。回る乗り物ばっかだなと思ったけど遊園地なんてそんなもんだろう。

ジェットコースターか…



「私はココで待ってるので、どうぞ4人で行ってきて下さい」

「Aさんは乗らねェんですかィ？」



乗らないっていうか乗りたくない。

こういった絶叫系は苦手なのだ。お化け屋敷とジェットコースターだけは何が何でも行きたくない。

きっと間髪入れずに聞いてきた総悟は私がジェットコースターに乗りたくないことに気づいているのだろう。良い事知っちゃった、みたいなすごいゲスい顔をしている。



「ぐるぐる回る乗り物ばっか乗ってたら気持ち悪くなっちゃって」

「コーヒーカップ自分からガンガン速く回してたクセに何言ってんだ」



咄嗟の苦しい言い訳をしても説得力がなかったのか
土方さんが間髪入れずに言ってくる。とっつぁんには悪いが絶叫系は本当に乗りたくないのだ。ここは私以外の4人で行って頂きたい。



「もしかしたら栗子ちゃんの純潔がジェットコースターに乗ってる間にチャラ男に奪われてしまうかもしれない…」

「ジェットコースターに乗ってんだから純潔は奪えねーだろ」

「でも…！私がいなくても殺し屋同盟を組んだ他4人がそれを守ってるくれるって信じてるので！」

「何勝手に同盟に入れてんだよ、俺は入ってねーぞ」



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