【銀魂】今日もお江戸は平和です

第二十二訓 ページ23

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叩いてかぶってジャンケンポンの一回戦目は近藤さんvs妙ちゃん。この時点で結果が分かるような気もしなくもないが、取り敢えずお酒を片手に観戦することに。


因みに私は参加しない。人数は足りているしお酒飲んでる方が何十倍も楽しい。ここで、司会進行役の山崎が口を開いた。



「勝った方はここで花見をする権利＋お妙さんを得るわけです」

「何その勝手なルール！！あんたら山賊！？」



これじゃあ僕らには得がないと叫ぶのはメガネ君。彼も山崎と同じ司会進行役。何か二人に似たものを感じるのは私だけだろうか。



「じゃ君らは＋真選組ソーセージだ！屯所の冷蔵庫に入ってた」

「要するにただのソーセージじゃねーか！！いるかァァァ！！」



土方さんよりもキレキレなツッコミでメガネ君はいらないと言ってるが、旦那と神楽ちゃんは貰えると知って気張ってる。なんとも二人らしく、単純だ。



「ただのソーセージじゃないよメガネ君。あれは工場で羊の腸に豚のひき肉を入れて、」

「だからただのソーセージだろーがァ！！それに僕の名前は新八です！前に名前教えましたよね！？」



ツッコミの矛先が私に変わり、言われてみれば…と万事屋に行った時のことを思い出す。その日、お互い自己紹介をしたような、してないような……



「そうだったかな？ごめんね、新一くん」

「新八です。七足してください」

「ごめんね、チェリー君」

「離れっていってるわ！！覚える気ありませんよね！？」



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