*＊お仕事男子の愛し方２＊* 【N.K】

先客 ページ31

和「Aちゃんごめん！これ友達と、一応上司…。ごめん！早急に追い出す！！」



バイトが終わって、
借りてたスペアの鍵で
和也くんのマンションに帰ったら
知らない人が居た…


ビックリする私を
同じようにビックリした顔で見つめる初めてみる顔のお二人を
和也くんが「シッシッ」って追い出そうとしてて


A「私のことなら気にしなくていいよ？」


私が帰ってきたから
無理に二人を帰そうとしてるのかと思って言ったのに、

和「んーん。違うの。帰って欲しいの。この人達に」


笑顔でそう言い、

潤「お邪魔しましたぁー！」

大野「彼女ちゃん、ごめんね！！」

A「あ、いえ…」


和「じゃあねー」


本当に追い払ってしまった。


A「本当に良かったの？」

和「うん。メーワクだったから(笑)」


お友達と上司の方？が
お家に来るのって迷惑なのかなあ？

上司はまだ分かるけど、お友達だったらお家に来てくれたら嬉しいんじゃない？

やっぱり私に気を遣ってるのかも！
そう思って

A「迷惑…？」


キッチンで手を洗いながら、
冷蔵庫に飲み物でも取りに来たのか
後ろについてきた和也くんに聞いてみたら


和「だからぁ」



A「わ、ちょっ…」

そのまま後ろから腰のあたりに手をまわされて


和「Aちゃんとのラブラブタイムに邪魔者がいたら迷惑デショ？」


わざと色っぽい声で言う。


A「もぅ…」


その声に弱い私は
一撃で何も言えなくなっちゃって


和「ラブラブタイム、する？」


すぐ上でイタズラっ子みたいに笑う彼に

A「…お風呂…入ったら、ね」


モジモジ…。

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