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ありがとう ページ24

紫原が練習に戻っていくとそこに赤司とAの2人が残された








赤「A大丈夫だったかい?」









そう言って赤司はAに尋ねた









A『大丈夫。でも危なかったよ。征くんありがとう助かったよ』









Aは赤司にニコッと微笑むと赤司は何とも形容し難い感情にみまわれそれをごまかすためにAの頭を優しく撫でた








A『ん?どしたの征くん?』









赤「何でもないよ。俺は練習戻るからAは流れ玉に気をつけるんだよ?」









A『うん?頑張ってね〜』








赤司はコートに向かう途中にAに触れた手を見て我ながら情けないと思い苦笑した









Aは今日見学ということだったのでコートの端から選手を見ていた









A『(うーん、流石にみんな上手いな。征くんに真ちゃんにむっくん、大ちゃん。いつか壊れてしまわなきゃいいのだけど)』









桃「Aちゃん?考え事?」









ぼーっとしていたらしくAは桃井に話しかけられた






桃「Aちゃんさっきの試合形式すっごくかっこよかったよ!!運動神経も良くて美人で頭もいいってほんとに尊敬!!」








桃井はキラキラとした目をAに向けた









A『そんなことないって。少なくとも私はこんなの持ってて良かったって思ったことはないよ』









Aは少し俯いて言葉を発した









桃「それってどういう...」






ピピーッ




「練習終了!!片付け!」









A『ほら!さっちゃん片付けだって!行こっか』









桃井はAに質問しようとしたがホイッスルに被り結局Aの言葉の意味を聞くことはできなかった

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作者名:エテ | 作成日時:2018年4月18日 21時

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