圧倒的な実力差 ページ22
赤司の頼みで了承した虹村だったが万が一の事を考えて、赤司と虹村はメンバーから外れた
緑「A怪我をしないようにするのだよ」
紫「え〜Aちん、バスケするの〜?大丈夫〜?」
青「おいA大丈夫かよ!流石にお前には負ける気しねーわ!」
口々に言う3人にAはべーっと舌を出して
A『みんなこそ、怪我しないでね?ダブルスコアになんてしないでよ?笑』
ニヤッと笑うと試合開始のホイッスルがなり、Aはゴールから離れたところからいとも簡単にスリーポイントシュートを決めた
緑「なっ!?」
紫「うわ〜Aちん、すご〜い」
青「は!?なんだよ今の!」
選手たちが驚愕し困惑してる間にAはパスを受け取り簡単に1軍選手を抜き去りまたしてもゴールを決めた
虹「なんなんだよあいつ!どーみても素人の動きじゃねーだろ!」
赤「期待以上です」
虹村は当然のこと赤司も彼女のいとも簡単に点をとる姿に驚きの色を隠せないでいた
その後も彼女は点を取り続け、試合終了のホイッスルがなった
24-49
結果Aの入ったチームが圧倒的な点差で勝利した
A『あ〜久々に疲れたぁ』
虹「お前、一体何者なんだ?」
部員からの質問攻めを軽くかわすとAはポニーテールを外し
A『案外楽しめたよ。本当は入部なんてする気微塵もなかったけど。いいよ。バスケ部入部してあげる』
赤「君ならそう言ってくれると思ってたよ。では改めて、ようこそ帝光中バスケ部へ。」
虹「上から目線最高にムカつくがお前みたいな強いやつが入ってくれるのは即戦力になる。頼んだぞ」
A『しゃーないから頼まれてやりますよ。』
虹「相変わらず口悪いな!」
青「A!俺と1on1しようぜ!」
A『やーだよ〜。私疲れるのは嫌いだもん!真ちゃんとでもやってなよ大ちゃん。』
桃「Aちゃんこれからよろしくね!!」
A『こちらこそよろしくね。さっちゃん。』
そう言って彼女は帝光中バスケ部へと入部することを決めた
そしてそれは後に"キセキの世代"と呼ばれる5人の天才と、面倒事を嫌う不思議な天才少女との物語の始まりとなるのだった
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作者名:エテ | 作成日時:2018年4月18日 21時