帝光中学バスケ部 ページ19
ガラガラ
赤「さ、どうぞ。」
そう言って赤司はAを招いた
A「ありがとう。うわ、結構人多いね。さすが強豪」
赤「強豪だから人数も他の部活動の比ではないよ。主将に挨拶に行こうか。」
赤司は自然にAの手をとり優しく引いた
A「(うーん、さすが。赤司財閥の跡取り息子だなぁ)」
赤「虹村さん。例のマネージャー候補を連れてきました。今日は見学ってことでしたので。」
虹「おお!お前か!よろしくな。俺はバスケ部主将の虹村だ。うちの部は強豪だからな。入部するからにはしっかりと覚悟を決めろよ?」
A『まだ入部するとは言ってねーよです。』
虹「おいおい、いきなり初対面の先輩に向かってタメ口かよ!威勢がいいじゃねぇか!」
そう言って虹村は手をポキポキ鳴らしながらAに近づいてきた
A『きゃー征くん助けて。鬼主将が暴力振るおうとしてる〜(棒読み)』
わざと抑揚をつけずに怯えたフリをしたAは赤司の背中に隠れた
虹「棒読みかよ!まったく。まぁ、いいや、お前が気に入るような部なら入部するんだな?」
A『入部してやらないこともない!です!』
赤司の後からひょっこりと顔を出して虹村に告げた
虹「敬語の使い方ちげぇーよ!はぁ、まぁ。じゃあ、流れ玉に気をつけて見学しろよ?」
そう言って虹村は練習に戻って行った
赤「A?主将にはきちんと敬語を使うんだよ?」
A『は〜い。じゃぁ、私あっちで見てるね〜』
赤司に手を振りAは歩き出し、赤司も練習に参加し始めた
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作者名:エテ | 作成日時:2018年4月18日 21時