過去、今、未来【作詞集】【リクエスト始めました】

林檎色【ユンギ】 ページ43

こんなとこにいたら勿体ないよ
一緒に旅行しようよ
切符は片道しかないけど行こうよ
早く大人になりたいよ
不安と夢で満たした
お腹は縮む一方で
庭の林檎も実らずに
憧れは故意か恋か

確信のない明日を
林檎色の夕陽が連れてきて
少し肌寒い夏の中
非常事態っていうのに
不思議ね
出逢ってしまったのよ

どこにいるの あなたは
林檎色の空 飛行機雲
空腹は二人の会話で
満たせはしないけど
どこにいるの あなたは
この出口のない世界の中
途切れそうな糸を握り
長い十三年だった
明日も会えるよね
本を抱き締めて
馬鹿みたいって
蝋燭を吹き消した




こんなとこに居たら死んじゃうよ
どこもかしこもそうみたい
愛じゃなくて私の恋だけど逃げよう
早くあなたに言いたいよ
時計が止まっていた
真実はどこにも無くて
真っ平らな地平線を
二人歩いた 幻なのかな

土手の上差し込む光が
あなたと私を林檎色にして
誰もいない空気の中
不謹慎だって知ってても
不思議ね
変な感情なのよ

どこにいるの あなたは
鳴り響く鐘は赤い音で
未来は二人の会話で
創れはしないけど
どこにいるの あなたは
この炎ばかりの世界の中
消えそうな街を走り
短い十三年だった
もう一度会いたい
本を抱き締めて
広がっていたのは
林檎色の故郷





暑くなる前に熱くなって
おかしな汗が流れ出て
這いつくばることしか出来ない
これは幻じゃないみたい
今日も本を抱えてる
でも ごめんなさい
私はさよなら ありがとう



どこにいるの あなたは
私はいいわあなただけでも
火は私の想いで
消せはしないけれど
どこにいるの あなたは
黄色の缶に願いを托して
挨拶を済ませて
素敵な十三年だった
もう会えないのだから
街を見つめてる
あの夕陽のような
林檎色の世界ね
燃える中でも
不思議ね
涙が出る
最後に見た景色は
思い出の林檎色







えーと、この曲は、私が学祭でやった劇の登場人物のテーマソング的なやつですね笑


戦争でなくなった女の子の幽霊の歌です

ちなみにこの登場人物は主役……

まだまだ他の登場人物書くぞー！

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