■４２■ ページ10
＜翔side＞
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・
・
応接間に入り
俺たちは、ソファに座った。
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たくさんいた警察たちは
お父さんが命令したのか、全然いなかった。
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潤「ほんと、とにかく良かったよ.....翔くんが無事で」
潤が安堵のため息をつきながら
そう言った。
・
翔「....ごめんね、心配かけてさ....」
・
ずっとニノと一緒にいたかった...なんて
口が裂けても言えない。
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・
ニノ....今、何してるかな。
・
あの時
俺がニノを引き止めた時...
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ニノ、悲しそうな顔してた...
・
・
悲しみから救ってあげたくて...
ニノと離れたくなくて...
・
今でも俺は...
ニノと会えるなら、どこにだって行ける。
・
雅「ニノ....変なこと、考えてないかな...」
智「どうだろう....けど、なんとかして、社長さんに接触してくるんじゃないかな.....？」
・
ニノは
俺のお父さん目当て。
・
じゃあ、なんで俺を....？
・
そう思ってると
いいタイミングで潤が
潤「なんで二宮さんは翔くんを連れて行ったんだろ....？」
・
そう言った。
・
・
雅「きっと....本当は、何かに利用するつもりだったんじゃない？」
翔「.......利用？」
・
普通に考えればそうか。
・
智「けど....気持ちが変わった？」
雅「.....うん。翔ちゃんと接してると、ニノの中で何かが変わったんだよ。利用なんてこと
出来なくなっちゃったんじゃないかなぁ？だから、ああやって...翔ちゃんを俺らに返した」
・
潤「うん......納得できる」
・
・
３人の会話が
どんどん頭の中を流れてく。
・
俺は良かったよ。
ニノと一緒にいられるなら
たとえ、ニノに利用されてたとしても....
・
・
ニノと一緒にいたかった。
・
ニノに標的の息子としてしか見られてなかったとしても
彼の優しさは本物だった。
・
木「あの.....皆さん」
・
一度出て行った木下さんが
また部屋に入ってきた。
・
翔「どうしたんですか？木下さん」
俺の問いに
木下さんは気まずそうに顔をあげた。
・
木「明日」
・
智「明日....？」
・
智くんが怪訝な顔をして、首をかしげた。
・
・
木「社長のところに、二宮和也から...電話が」
翔「えっ....」
雅「なんて？」
木「明日、本社ビルの２５階にある広い会場で....話があると」
潤「二宮さんが....そこに現れるんですか？」
木「そのようです」
・
一瞬空気が静まった。
・
ニノと、また会えるかもしれない。
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尚翔☆(プロフ) - マリ宮さん» ありがとうございます！長かったですよ…(>_<)応援嬉しかったです♪お互い頑張りましょー(*^^*) (2013年7月29日 14時) (
レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - 妃菜さん» はじめまして♪ありがとうございます(^-^)/無事完結しました！見てくれて感謝♪( ´▽｀) (2013年7月29日 14時) (レス) id: 4e144e1dc1 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - 愛藺さん» はじめまして＾＾ありがとうございます！更新遅すぎて、ヤバイですよね…自分っ（泣）本気でそろそろ完結にします…応援、お気遣い、ありがとうございます!頑張りますね♪ (2013年7月28日 17時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
愛藺(プロフ) - はじめまして♪一気に読まさせてもらいました！とても面白くて作者さん素晴らしいな！って思いました！このあと物語がどう動くのか楽しみです♪無理のないよう更新頑張ってください♪ (2013年7月18日 18時) (レス) id: bc2e2546a9 (このIDを非表示/違反報告)
尚翔☆(プロフ) - 抹茶♪さん» はじめまして♪ありがとうございます！なのに、放置してほんとすみませんっ…もうすぐ完結のはずです(笑)頑張りますね♪ (2013年7月8日 18時) (レス) id: 69d401c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*nao*（元：尚翔☆）
| 作成日時：2013年4月3日 23時
