第161話 ページ19
〜リムルside〜
「話は後だ。まずは役に立つと証明してみせろ…行け…」
「容易いことでございます。ご安心ください、マスター。」
とりあえず、ここはこいつらに任せて、俺はさっさと街へ戻ろう…
「ランガ、頼む…」
「はっ!おまかせを!」
ここで俺の意識は途絶えた。
〜NO side〜
《告。個体名:リムル=テンペストの魔王への進化、ハーベストフェスティバルが開始されます。》
世界の言葉が響き渡り、それはリムルの配下の魔物たちへも知らされた。
《完了と同時に、系譜の魔物への
その言葉に、街で待つ魔物たちは歓喜した。
「気を引き締めろ!我らが主の勝利だ。次は我らがその力を奮う番だぞ!」
そこにエドマリスとレイヒムを咥えたランガが飛び込んでくる。
「リムル様!」
「早く主を!」
「マントをお持ちしろ!熱変動耐性が機能していないかもしれない。」
「はっ!」
ランガの頭上からシュナがリムルを取り上げ、街の中央、Aが眠る隣へ祀る。
「リムル様、よくぞご無事で…!」
《告。魔王への進化が開始されました。身体組成が再構成され、新たな種族へ進化します。》
光り輝くリムルに、皆が祈りを捧げる。
《告。個体名:リムル=テンペストの魔王への進化が完了しました。》
「リムル様…!」
「魔王に!」
《続いて、系譜の魔物への祝福の授与を開始します。》
「祝福…?」
とたん、リムルと魂の繋がりのある面々を激しい眠気が襲う。
「これは…」
「祝福…リムル様との繋がりを強く、感じます…」
「我が…主…」
「ベニマル!姫様!」
「な、なんなのだこれはあぁぁー!!」
ソウエイやガビルが狼狽える中、リムルの体が金色に輝き、人型へと変化するした。
「告。あとは任せて眠りにつきなさい。」
その言葉に安心したように、ベニマルが意識を手放す。
「告。
ひと欠片の魂さえも残さず!」
リムル…智慧之王が命ずると、暴食之王はその場を中心に喰らい始める。
シュナとミュウランが張った結界も含めて。
それは、1つの紅く光り輝く魂へと形を変えた。
「魔素が全部…吸われた…!?
あれは…精霊…?」
「あれは、リムル様…なのか…?」
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諒輔 - ママさん» 何何お前は黙っとけよ (1月21日 19時) (レス) id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんと主人公のイラストを描いて下さい (2023年1月12日 19時) (レス) @page27 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんとしたイラスト描いてくださいわかりにくい (2023年1月12日 19時) (レス) @page26 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - イラストをちゃんと描いてください (2023年1月11日 18時) (レス) @page1 id: afb3d45f28 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ギィ出てこーーーい!!! (2022年8月20日 16時) (レス) id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぬこ | 作成日時:2021年9月26日 10時