第100話 ページ7
「みんな心配性だなぁ、私は賢いから騙されたりしないのだ！わーはっはっは！」
うーん…心配だな…
「では行ってくるのだ！」
「おい待てー…」
『行っちゃったな…』
「羨ましいくらい自由ですねぇ。」
「でも、ミリム様らしいですわ。」
「次に会える時が楽しみです。」
次の日────
私はリムルに呼ばれ、彼の執務室へ来ていた。
『今日はどうしたの、リムル？』
「ああ、実はな…しばらくこの国を空けようと思ってる。」
『急だな…それはまたどうして？』
「シズさんの未練を果たしたいんだ。」
『イングラシア王国の子供たちだっけ。』
「ああ。この国もだいぶ安定してきたし、しばらくAに預けて俺は子供たちを救いたい。」
『うん。大丈夫だよ。この国にはベニマルにカイジン、リグル、ゴブリンライダーたち。ゲルドにリグルド、一応ガビルもいる。
私が見ておくし、リムルは安心して子供たちを助けてきて。』
「…！ありがとう！」
『じゃあ早速みんなに知らせなくちゃね。会議室に集めさせるよ。』
「ああ、頼む。」
そうして私は執務室を出る。どうやら白氷宮へ赴けるのはまだ先になりそうだ。
その後、会議室にて幹部たちが全員集まった。
「────というわけで、俺はイングラシア王国に行ってこようと思う。
その子たちは、シズさんが魔王レオンに会いに行くことを決意したきっかけの1つだ。シズさんと約束したからな。」
「…お話は理解しました。しかし…」
「もしリムル様に何かあれば…」
「この我が共に行くのだ。貴様らは安心して良い。」
「ランガの言う通りだ。俺は大丈夫だよ。」
『国のことは任せて。
みんなで協力して守るぞ。』
「ああ。A、頼んだ。
それぞれの役目を全うしてくれ。」
「「「「はっ！」」」」
そして街の出入り口
「じゃあ、行ってくる！」
「お、お達者で！お帰りをいつまでもお待ちします！」
「大袈裟だなぁ…すぐに戻ってくるって。」
「本当にすぐ戻ってきてくださいね！」
「旅のご無事をお祈りしております。」
『何かあったらすぐ帰ってきなよ。』
「ああ。じゃ！」
「「「『行ってらっしゃい！』」」」
『さて、戻ろうか。帰ってきて、国が動いてなかったらリムルに怒られるよ？』
「「「「はい！」」」」
さて、これから何が起こるやら。
【お気に入り登録100人ありがとうございます！
どうやら占ツクのお約束を忘れてたみたいなのでここらで…眼科行ってきます！！】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 475人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「転生したらスライムだった件」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
pan ame(プロフ) - ギィ心配するっていうか、ギィのドs気質すこwwww (2022年2月9日 22時) (
レス) @page38 id: fd9aef168d (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - ゆずこたつ 様、コメントありがとうございます。そ、そんな、神作だなんて…！こちらこそ、読んでいただけて幸せです！更新頑張りますね！！ (2021年9月26日 0時) (レス) id: 408e3ef2ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこたつ(プロフ) - ﾋｭｯ、か…神作…！この作品に出会えてとても幸せです！更新頑張ってください！ (2021年9月25日 22時) (レス) id: f9853265aa (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ぬこさん» はーい待ってます (2021年9月25日 14時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - シオンさん» 分かりました！あまり詳しくは言えないのですが、夢主とギィはワルプルギスにて再会する予定なので、もう少しお待ちください！ (2021年9月25日 14時) (レス) id: 408e3ef2ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月19日 19時
