第83話 ページ39
私たちが洞窟から出ると、
ﾄﾞｵﾝ
『な、』
「うおっ」
「ん？」
街の方で巨大な炎柱があがった。
『リムル！』
「ああ、すぐに戻ろう！」
私は、オークロードの魂を分析することで得た力、擬態を使い、1部だけアクトの羽を擬態して空を飛んだ。
オークロードの魂を収容したことで出来ることがかなり増えたが…その確認は今度でいいだろう。
私とリムルが街へ降りると、人だかりが出来ていた。
「何がどうなっている？」
『ソウエイ、報告を。』
「はっ。新たな客がやって参りまして。その客に対してミリム様が激怒し…」
私たちは人混みをかき分ける。
「通してくれ。」
『悪い、道を開けてくれ。』
「うっ、ぐう…」
『リグルド！』
「大丈夫か！？」
「こ、これはリムル様、A様。」
「ええっ！」
『うわっ、』
「この程度、どうということもございません！」
『いや大怪我だよ！それ！』
リグルドのターミ〇ーターのような大怪我をリムルがフルポーションをかけて治す。
人だかりの中心には、ミリムと4人の魔人。
「あいつにやられたのか？」
「左様で。」
「おぉ、リムルとAではないか！」
「げっ、」
『リムル、声に出てるよ。』
「こやつが舐めた真似をしよったから、私がお仕置きしておいたのだ！」
おめめキラキラだな。これは…褒めてほしそうだけど…褒めていいのか？これ。リグルドによれば、こいつらカリオンの部下だって話だし…
カリオン…ギィの話じゃ、前回の大戦で魔王になった獅子の獣人、二つ名は確か…
そいつの部下に手を出したとなると…
「俺の許可なく暴れないと約束していなかったか？」
「うぇっと、それは…そ、そう！これは違うのだ！この街のものでは無いからセーフ、セーフなのだ！」
『しっかりアウトだよ。』
「えぇっ！？」
『だけど、今回はリグルドを庇ってくれたわけだし…』
「昼飯抜きで許してやる。」
「ひどい…酷いのだあぁぁぁ！
これも全てこいつが悪いのだ！この不届きもの！1発だけでは飽きたらぬ。せめてもう1発…「『待て待て待て待て！』」」
その後、ミリムを何とか宥め、私たちは会議室に来ていた。
そのミリムは横でサンドイッチを食べている。
「で、何をしに来たんだ？」
「ふん、そっちの女の魔人はともかく、下等なスライム風情にこの俺が答えるとでも？」
「「「「あ"あ"ん？」」」」
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最高です！ - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (
レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました！ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月12日 19時
