第75話 ページ31
｢よ、よくぞスライムである俺が1番強いとわかりましたね…。｣
確かにそれもそうだ。私はともかくスライムのリムルまで見抜くとは…
｢ふふん！その程度、私にとっては簡単なことなのだ！
この眼、
｢へぇ、竜眼…｣
｢まぁ、私の前では弱者のフリなどできぬと思うがいい！｣
私のスキル、分析みたいなものかな…
と、隣のリムルが何を思ったか後ろを向く。
こいつまさか…ツルペタとか思ってないだろうな…
｢ところでリムルよ、その姿が本性なのか？ゲルミュッドの奴を殴った時のあの銀髪の人型は…変化したものなのか？｣
｢全部知ってるってわけね。
ふんっ、この姿のことですかね？｣
リムルは人型になり私の隣へ並ぶ。
｢おお！やはりお前たちだったのだな！では、オークロードを倒したのだな！｣
｢まぁ、俺たちが勝ちましたけど。｣
｢どちらかと言うとリムルが、だけどね。｣
｢まさか！俺がオークロードとの食い合いに勝てたのは、Aが魂を削って飢餓者の効果を弱めてくれたからだ。
あれが無かったら俺が喰われてたし…間違いなく、2人の勝利だよ。｣
｢そっか…役に立ててたなら良かった！｣
｢ああ！
で、なんの御用なのでしょう。｣
｢まさかゲルミュッドの復讐、とか…｣
｢？用件だと？挨拶しに来ただけだけど？｣
………
それだけかよ！！
と、心の中でツッコミを入れた時、リムルの影からシオンが、私の影から悪魔が飛び出してきた。
｢覚悟！｣
｢アクト、A様を！｣
は！？
と、体が後ろへ引っ張られる。
｢我が主！お連れします！｣
｢はああぁぁぁ！｣
｢大人しくしてくださいね！｣
シオンと悪魔が切りかかるのが見えた。
リムルはランガが背負って走り出す。
｢ちょ、止まれ！アクト！｣
｢止まりません！お許しください！｣
｢止まれ！馬鹿！｣
｢キュ！｣
私はアクトが飛び立つ直前、木の枝を掴んで無理やり止める。
リムルも同じ状況のようだ。
やばい。
ミリム・ナーヴァが2人の剣をそれぞれ片手で受け止めていた。
｢お前、悪魔か！強いな！久しぶりに少しだが痛みを感じたぞ！
ふふふ…そうか、お前たち私と遊びたいのか。
ふっ、はあぁぁ！！｣
ミリム・ナーヴァが掴んでいた2人を放り投げる。
｢くっ！｣
｢な…！｣
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最高です！ - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (
レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました！ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月12日 19時
