第49話 ページ4
「ありがとう…ございます…!」
「良いよな?リムル。」
「もちろんだ!」
「よし、ソウエイ、首領の所まで影移動出来る?」
「もちろんです。」
「リザードマンの首領救出を命じる。この子を連れてすぐに向かえ。」
「感謝致します…!」
「御意。」
「俺たちは進軍を続けるぞ!」
「「「ああ!/はい!」」」
しばらく進むと、リザードマンとオークが交戦しているのが見えた。私はリムルと一緒に、アクトに頼んで空へ舞う。
戦場の中央ではガビルとオークジェネラルが一騎打ちをしているようだ。意外と男気あるんだな、アホだけど。
少しピンチに見えるが…まぁ、あそこにはゴブタと嵐牙を向かわせてあるし大丈夫だろう。
その背後ではベニマル、ハクロウ、シオンも戦闘を開始したようだ。
特にベニマルのヘルフレア、あれはやばいな。
さて、私も少し暴れるかな。里のみんなの敵、父さん母さんの敵。
「リムル、」
「ああ、行ってこい。」
「ありがとう!」
あの時みたいなヘマはしない。何より、今の私は1人じゃない。それが何より頼もしい。
「おい、お前は手を出すなよ。私たちの敵だ。」
「承知しております。」
私はオークの軍勢の中心へ降りる。
「なんだ貴様は!」
「答える義理もないな。」
《告。ユニークスキル死神を対象をオークとその上位種に限定し発動しますか?YES/NO》
YES
と、あの時のように私を中心としてオークが倒れる。
だが直ぐに次の部隊が押し寄せてくる。
アクトも暴れさせてあげないとな。里のみんなとも仲良かったし…私たちと同じくらい怒ってくれてる。
「主よ。」
「ああ、好きに暴れろ。」
「御意!!」
とたん、辺り一面が火の海…いや、そんな易しいものじゃないな。地獄があったらこんな感じなんだろう。助言者、何?これ…
《解。個体名アクトのスキル、
あ、そう…。
私たちはその後もオークを焼き続ける。私のスキル、黒炎は広範囲の相手を跡形もなく焼き付くす。蒼炎はサイズは小さく、テニスボールくらいの大きさだが、火力はおそらく黒炎より高い。
ま、今使い勝手が良いのは黒炎だな。魔素の消費もそんなに激しくないし、ポンポン使える。
新しい技も試してみたかったけど…まぁ後でで良いだろう。
と、その時空中に複数の巨大な竜巻が発生し、慌てて空へ逃げる。
643人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「転生したらスライムだった件」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
最高です! - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました!ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぬこ | 作成日時:2021年9月12日 19時