第74話 ページ30
｢あ！こんにちは、A先生！｣
ここでは私も先生と呼ばれている。むず痒いけど…結構嬉しい。
｢こんにちは、リリナ。子供たちはどう？｣
｢みんなとてもいい子ですよ。楽しく言葉を学んでいるようです！｣
｢それは良かった！子供たちは国の宝だからね。｣
｢はい！｣
話をしながら教室へ向かう。これから私は学生クラス、リリナは幼子クラスの授業だ。
｢じゃあ、また。｣
｢はい、また！｣
私は教室へ入り、出席をとったあと…
｢よし、じゃあ1時間目の数学だ。
昨日はどこまでやったっけ…あ、分数までか。なら今日は足し算から始めよう。｣
｢…はい、今日の算数の授業はここまで。10分休憩したあと、次は国語だ。ちゃんと復習しとけよー。
ありがとうございました。｣
｢｢｢ありがとうございました！｣｣｣
｢A先生、ここ分かんないんですけど…｣
｢どれどれ…｣
｢A先生！あっちで一緒に遊ぼ！｣
｢ちょっと待っててねー。｣
子供たちが可愛い…！私は内心悶える。
だが、私の癒しの時間も長くは続かず…
｢！？リリナ！｣
｢はい！どうされましたか？｣
｢少し子供たちを頼む。みんな、次の時間は自習。教室で勉強しておくように。
リリナ、少し用ができた。｣
｢わかりました、お気をつけて。｣
｢先生行っちゃうの…？｣
｢すぐ戻ってくるよ。
リリナ、頼んだ。｣
そして私は街の外れへと向かう。
やばいやばいやばい。
あの魔力は絶対やばい。ギィと同等の巨大な魔力の塊がとんでもない速度で飛んできてる。それはつまり世界最強の
正体が何であれ放置は出来ない。
私が着くと同時にリムルも来た。同じく、異常事態の確認に来たらしい。
そしてそれは私たちの目の前に落ちた…いや、着地した。
とんでもない風が巻き起こり、私とリムルは飛ばされないよう堪える。
土煙が消え、中から姿を表したのは…可愛らしい…女の子？
｢はじめまして！わたしはただ1人のドラゴノイドにして、デストロイの2つ名を持つ、魔王ミリム・ナーヴァだぞ！｣
ミリム・ナーヴァ…ギィに聞いたことがある。最古の魔王、本物だな。
｢お前たちがこの街で1番強そうだったから、挨拶に来てやったのだ。｣
｢は、はじめまして、この街の主、リムルと申します…。｣
｢同じくこの街の主のAだ…。｣
この子、リムルをぷにぷにしたくなるのは分かるけど…私の頭を撫でたくなるのはわからないよ…怖い…。
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最高です！ - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (
レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました！ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月12日 19時
